最悪な形態の児童労働

最悪な形態の児童労働

【Prothom Alo】商業的性的搾取、魚の乾燥やレンガ生産における強制労働など、バングラデシュの子どもたちは最悪な形態の児童労働にさらされていると、米国労働局は最近発表した報告書で述べた。

また、衣料品や皮革製品の生産においても危険な作業を行っていると、同局国際労働部は「児童労働の最悪の形態に関する所見21年版」で報告した。

この年次報告書は、米国貿易受益国や地域が、法律や施工メカニズム、政策、社会プログラムを通じて最悪の形態の児童労働を撤廃する取り組みに焦点を当てている。

報告書によると、バングラデシュ労働法は、児童労働の多くが行われているインフォーマルセクターには適用されない。

また、児童労働違反に対する罰則は、長期に渡る法的手続きを経なければ課すことができないうえ、裁判所が課しても抑止となるには罰金が低すぎるという。

さらに、政府は、児童労働に関連する刑法の執行努力に関する情報を公にしていないと補足した。

一方、2021年、バングラデシュは最悪な形態の児童労働を撤廃する取り組みにおいて、中程度の前進を遂げた。

また、2022年初め、政府は国際労働機関(ILO)条約第138号「雇用への参入の最低年齢に関する条約」と「強制労働条約に対する2014年の国際労働機関議定書」を批准した。

さらに、労働監督署を通じて23県から脆弱な状況にある5088人の子どもを救い出したと、報告書は述べている。

Bangladesh News/Prothom Alo Oct 3 2022
https://en.prothomalo.com/bangladesh/qke05p5ejg
翻訳編集:吉本

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