【Financial Express】熟練労働者不足、説明責任や透明性不足のため、国営工場の生産性は満足のいくものではない。2日セミナーで講演者が見解を述べた。

セミナーは2022年全国生産性デー前夜に、工業省傘下の国家生産性機構（NPO）が主催し、市内のオスマニ記念講堂で開かれた。

農業相のムハンマド・アブドゥル・ラザック博士がセミナーで発言、競合国の工場と比較して、国営工場の生産性ははるかに低いと述べた。

また、国営工場の生産性は民間企業のモデルとなるようなレベルまで向上させるべきだとし、国営工場は説明責任と透明性を持って運営されるべきで、熟練した人材を採用しなければならないとの考えを示した。

「どの政府機関がうまくいっていて、どの政府機関が遅れているのか、包括的な調査を行うべきです」

ラザック氏は、以前、農業生産性は低かったが、品種改良と技術革新で著しく向上したという。

かつて農家は、33デシマルの土地当たり4～5マウンド(1マウンド40㎏)のコメを収穫していたが、今では17～18マウンドに増加した。また、SDGs達成のため、2030年までに作物や牛乳などの生産量を2倍にするために共同で取り組んでいるとした。

カマル・アーメド・マジュムダ工業担当国務大臣は、バングラデシュは生産高の伸びにおいて世界で最も優れた国の一つだと主張した。

経済全体に対する工業部門の貢献度は現在37％で、生産量の増加により可能になったことだと述べた。

ザキア・スルタナ工業次官やバングラデシュ商工会議所連合会のMdジャヒム・ウディン会長らも発言した。

基調講演は、a2i（aspire to innovate：イノベーションを志す）のファルーク・アーメド・ジュエル技術部長が行った。

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低い国営工場の生産性