プライバシーへの懸念97%

プライバシーへの懸念97%

【The Daily Star】バングラデシュのモバイルインターネットユーザーの約97%が、自分のモバイル機器のプライバシーやセキュリティに懸念を抱いていることが、調査で明らかになった。

また、同じ割合の人が、技術的な変化に対応するために必要なスキルを持ち合わせていないことを心配していた。

「The Digital Lives Decoded(デジタル生活の解読)」と題された調査は、グラミンフォンの親会社テレノアアジア局が実施した。

18日、グラミンフォン会長兼テレノアアジア局長のジョルゲンCロストラップ氏が出席したシェラトン・ダッカのイベントで、調査結果が明らかにされた。

調査は、テレノア社がバングラデシュ、インドネシア、マレーシア、パキスタン、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの南・東南アジアの8市場進出25周年を記念し、8千人のモバイルインターネットユーザーを対象に行われた。

8カ国の中でバングラデシュ人ユーザーが最も懸念を抱き、特に若い世代が顕著だった。

一方、バングラデシュ人回答者の91%が、モバイルの利用は生活の質を向上させると考えていた。

また、ほぼすべての回答者が、携帯電話を1日のうちのかなりの時間手元に置いているとし、5人に1人が携帯電話を手放したことがないと答えた。だが、バングラデシュ人回答者の71%は、テクノロジー利用に関して良いバランスを保っているとした。

調査によると、ここ2年間のデジタル化の加速は減速する気配がなく、バングラデシュ人の73%が今後12カ月から24カ月の間にモバイル利用を増やすとした。

また、バングラデシュ人回答者の74%は、デジタルアクセスは環境に配慮した生活を送る上で非常に有益だと考えていた。69%は紙の使用量や廃棄物の削減に最も効果があると考え、74%はより効率的なコミュニケーションが可能になると回答している。

調査ではモバイル利用の大きな可能性も指摘された。教育や医療サービスなどの基本的なサービスへのアクセスが向上すると考えたバングラデシュ人は、それぞれ64%と55%だった。

さらに、興味深いことに、男性より女性の方がモバイル接続によって仕事や収入を得るための選択肢が広がり、効率性や生産性の向上に役立つと感じていることが明らかになった。

「パンデミック以前と比較して、モバイルデータの利用はほとんどのアジア市場で2倍以上に増加し、職場や家庭でのコミュニケーションのあり方を大きく変えている。今回の調査では、デジタル・ギャップがどこに残っているかも明らかになった」

「政策立案者、企業、個人にとって、こうしたギャップを理解することの重要性はますます高まっている。この調査から得られた知見は、最も大きなデジタルデバイドを埋めるための地図として機能する」
調査報告書は述べている。

「デジタル化とイノベーションが、持続可能でより良い明日につながることを願っています」
グラミンフォンのヤジル・アズマンCEOは述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Oct 19 2022
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/privacy-concerns-plague-97pc-mobile-internet-users-study-3146431
翻訳編集:吉本

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