10月の送金流入7.8%減

10月の送金流入7.8%減

【Prothom Alo】10月のバングラデシュへの送金流入額は、前年同月比7.4%減の15億2000万ドル(2239億円)だった。

一方、9月と10月の送金流入が大幅に減少したにもかかわらず、現会計年度(FY23)当初4カ月間(7-10月)の送金流入額は昨年同期比で2.03%増加した。

バングラデシュ銀行(BB)のデータによると、FY23の7ー10月期、バングラデシュには71億9000万ドル(1兆592億円)の送金があった。昨年同期は70億5000万ドル(1兆386億円)だった。

BBのMdアブル:カラム・アザド報道官は、送金流入額を増やすため、BBが送金用の米ドルの為替レートを引き上げたことを明らかにした。また、2.5%の送金手数料無料に加え、複数の銀行では外貨獲得のための追加的なインセンティブを提供していると述べた。

これとは別に、銀行は今後送金回収の手数料を一切徴収しないと同時に、外貨準備高の現状では、銀行は自前のドル資源でLCを開設しなければならないと、BBは各商業銀行に対して述べた。

一方、新しい決定によると、今後、医師、エンジニア、弁護士、看護師を含む国外居住の労働者の所得を銀行経由で送金する場合、最大レートは107タカ(156円)になる。

また、外国の両替所への依存を減らし、銀行を通じた直接の送金回収を奨励するため、国外に独自の両替所を増やすよう要請。この場合、BBが必要な支援を行うとした。

BBは各銀行を集めた会議で、ドル危機の今、公的ルートでの送金を誘導するために、いかなる手数料も課さないよう要請した。各銀行はこれらの決定を実行することを約束した。

経済学者で元IMF職員のオーサンHマンスール博士は、低い為替レートだったため、送金が減少したとし、輸出入の不均衡でバングラデシュが外貨危機に直面している中、より多くの送金を獲得するために競争力のある為替レートとすることを提案した。

Bangladesh News/Prothom Alo Nov 2 2022
https://en.prothomalo.com/bangladesh/jk0k4ecfir
翻訳編集:吉本

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