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【The Daily Star】ダッカ周辺の観光を促進するため、バングラデシュ道路交通公社(BRTC)はオープントップバス2台を使った観光客向けの特別サービスを導入する。
このサービスが始まれば、観光客はオープントップバスに乗りながら、パドマ橋やダッカの複数の史跡を見ることができるようになると、関係者は述べた。
「すぐにでもサービス提供したいのですが、現在、お客さまへのパッケージを準備中です。10日ほどかかると思います」
BRTCのタズル・イスラム会長は述べた。
国営交通機関(BRTC)は、政府職員やさまざまな教育機関の学生を運ぶためのバスをレンタルしたり、物資運搬用のトラックサービスも行っている。
情報筋によると、オープントップバスの導入は、10月17日の道路交通ハイウェイ局の月例調整会議で決定した。
BRTCは9月、SAFF(南アジアサッカー連盟)女子選手権で優勝したバングラデシュチームを歓迎するため、2階建てバス1台の屋根を取り外し、オープントップバスを用意した。
その後、別の2階建てバス1台を改造、10月18日のシェイク・ラッセル・デーを記念して40人の恵まれない子どもたちを乗せてパドマ橋まで送迎した。
「私たちは商業団体です。そこで、2台のオープントップバスを適切に利用する計画を立てました」
BRTC関係者は述べた。
イスラム氏によると、このサービスを利用すれば、観光客はアーシャン・モンジール(ピンク・パレス)、ダンモンディのボンゴボンドゥ博物館、国会議事堂敷地、ボンゴボンドゥ・シェイク・ムジブル・ラーマン・ノボ劇場など、ダッカのさまざまな歴史的重要場所を見ることができる。
パッケージでは観光中の食事も提供される予定だ。
[想定される課題]
一方、関係者や複数の旅行客によると、いくつか課題はあるようだ。
6月に念願のパドマ橋が開通してから1カ月後、バングラデシュ・パルジャタン社(BPC)は、橋を見学したい旅行者のために特別バスツアーを始めた。
この特別バスは、金曜と土曜日にアガルガオンのパルジャタン・ボボンから1人1200タカ(1741円)で定期運行されていた。
だが、橋を見たいという市民の熱意は2カ月後には低下、同社は乗客不足から、ゴパルゴンジのトゥンギパラ(ボンゴボンドゥ・シェイク・ムジブル・ラーマンの生家)まで目的地を延長せざるを得なくなったという。現在、予約があればサービスを提供している。
さらに、ダッカ市内、特にオールドダッカには、オープントップバスでは行きにくい史跡があるという。
BPC幹部が、BRTCがこのサービスを始めることに疑問を呈したほどだ。
また、ある交通専門家は、2階建てバスを改造したオープントップバスの安全性に懸念を表明した。
一方、BRTCのエンジニアは改造前に安全面をすべてチェックしたと述べ、イスラム会長もサービス提供の際は全ての安全対策を確保するとした。
Bangladesh News/The Daily Star Nov 2 2022
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/transport/news/new-addition-promote-tourism-3158396
翻訳編集:吉本