全市営バスをeチケット制に

全市営バスをeチケット制に

【The Daily Star】国営バングラデシュ道路交通公社(BRTC)は、乗客の手間を省きサービス全体を向上させることを目的に、今年12月までにダッカとその近郊を運行する管轄内のすべての市バスをeチケット制にする。

その一環として本日15日より、ガジプールからダッカの各都市へ運行する全71台のBRTCバスでeチケットサービスを開始する。

BRTCは昨年、eチケットサービスを開始、これまで市内8路線でこのシステムを導入してきた。

民間バス事業者の来年2月までに全市内バスをこのシステムに移行させるという計画の一環として、ミルプール路線バスのeチケットサービスが12日に部分的に開始されたため、今回の措置となった。

12日まではほとんどの民間バスの車掌はチケットを出さずに手で料金を徴収。多くの場合、過剰な請求をし、乗客との間で口論になっていた。

だが、eチケットシステムはバススタッフはPOS(Point of Sales)マシンを使って政府が定めた運賃表に従ってチケットを提供するので、過剰請求や言い争いの余地はほとんどない。

12日の記者会見で、ダッカ道路交通経営者協会のコンドカル・エナイェト・ウラ事務局長は、ダッカと隣接地域の全路線バスで徐々に電子チケットサービスを開始すると発表した。

ミルプール路線の後は、60社が2023年1月31日からe-チケットサービスを導入、他の97社は2月28日から導入する予定だ。

つまり、2月28日以降はダッカとその近郊の約5650台のバスが、このシステムの下で運行することになる。

BRTCのアムジャド・ホサイン総務部長兼報道官は、ガジプールから様々な目的地に向かう71台のバスをすべてeチケットにするための作業が進行中だと述べた。

「計画では、今年12月中にすべての市内バスをeチケットサービスに移行させたいと考えています」
アムジャド氏は述べた。

ダッカ市内とその周辺では、300台以上のBRTCバスが約40路線で運行されている。その上、政府職員にサービスを提供する300台以上のバスは勤務時間以後にも一定時間、市内サービスを提供していると、BRTCの匿名希望の担当者は述べた。また、BRTCは現在、ダッカや国内各県で1400台以上のバスを運行していると補足した。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 15 2022
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/brtc-bring-all-city-buses-under-e-ticketing-december-3169581
翻訳編集:吉本

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