日本 ダッカの要請検討

日本 ダッカの要請検討

【The Daily Star】今月末のハシナ首相の日本訪問は、二国間関係を新たな高みへと導くものである。17日、伊藤直樹日本大使は述べた。

「これはバングラデシュとの外交関係樹立50周年記念を締めくくる、非常に重要な訪問です。今回の訪問で、我々は両国のパートナーシップを新たな高みへと引き上げるつもりです」
伊藤氏はマンナン計画相の事務所で行われた離任の挨拶後、記者団に述べた。

ハシナ首相は11月29日から12月1日まで日本を訪問して岸田文雄首相と会談する予定だ。両国は協力に関する多くの覚書(MoU)に署名することになっている。

日本はバングラデシュの主要な開発パートナーで、メトロ鉄道やマタルバリ深海港、ダッカ空港第3ターミナルなど、バングラデシュの主要インフラ開発プロジェクトに関与している。そのうち、メトロ鉄道6号線は12月に開通予定だ。

また、ベンガル湾産業成長ベルト(BIG-B)の下、ダッカやチャトグラム、コックスバザール間の接続と産業の確立においても支援する。

「この産業ベルトは、バングラデシュの持続可能な発展のための結節点です。日本はバングラデシュ発展の旅にサポートを提供し続けるでしょう」

バングラデシュは日本に対し、今年度の予算支援を求めている。伊藤氏はそれについて、コロナパンデミック時にバングラデシュに予算的支援を提供したが、同様の支援を検討しているとした。だが、日本はまだ結論に至っていない。

世界的な経済状況とバングラデシュへの影響について質問された伊藤氏は、ロシアーウクライナ戦争で世界全体が経済状況に苦しんでいるが、日本はバングラデシュの経済状況と経営を全面的に信頼していると述べた。

また、バングラデシュはコロナ危機からうまく抜け出した上位5カ国の一つだが、残念ながら戦争は全ての国に影響を与えているとした。

マンナン計画相は、伊藤氏がバングラデシュでの任期を無事に終えたことに感謝し、在任中に両国関係が大きく改善されたと述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 18 2022
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/diplomacy/news/budgetary-support-dhakas-request-being-considered-3172321
翻訳編集:吉本

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