輸出入証明書期限5年に延長

輸出入証明書期限5年に延長

【The Daily Star】政府は輸入登録証明書(IRC)および輸出登録証明書(ERC)の有効期間を1年から5年に延長し、ビジネス手続きを緩和した。

企業は何年もこの延長を求めていたので、この動きを歓迎した。

「毎年末に政府機関から署名を受け取るために多くの時間を費やすなど、面倒なことに直面する必要がなくなるため、間違いなく企業に利益をもたらすでしょう」
ダッカ商工会議所(DCCI)のリズワン・ラーマン会長は述べた。

バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)のファルケ・ハッサン会長は声明で、IRCとERCの有効期間が延長されれば、ビジネスを行う上でのコストが確実に下がり、必要な時間も短縮されるとした。

企業はビジネスコストを削減し、貴重な時間を節約するため、他のすべてのライセンスシステムについても同様の措置を要求した。

2021年の世界銀行の「ビジネスのしやすさ指数」では、バングラデシュは様々な官庁の署名受け取りに時間がかかりすぎるため、指数の最下位層にとどまっていた。

多くのビジネス関係者は、ライセンスシステムに関連する長時間のプロセスは、ビジネスを行うコストを増加させ、汚職の余地を生み出すと主張する。

DCCIのラーマン氏は、貿易ライセンスや債券ライセンスなど、その他のライセンスの有効期間も延長すべきだと述べた。

商業省のタパン・カンチ・ゴーシュ上級秘書官は、貿易ライセンスの有効期間を延長するため、商業省は他の省庁や政府機関と協議していることを明らかにした。

署名の受け取りや商品の引き渡し遅れのため、輸出品や輸入品が数日間倉庫や港で立ち往生することがある。そのため、輸出業者は注文をキャンセルせざるを得なくなったり、国際貿易パートナーに値引きすることさえある。

世界貿易機関(WTO)はインドネシアのバリ島で開催された第9回閣僚会議で、貿易とビジネスを迅速化し、官僚の怠慢や汚職を抑制するために貿易円滑化協定(TFA)を採択した。

バングラデシュは2021年2月にTFAに署名し、国内外と輸送中の物品についてペーパーレス貿易を推進してきた。

試算によると、TFAの完全実施で貿易コストは平均14.3%削減され、世界貿易を年間最大1兆ドル押し上げ、最も利益を受けるのは最貧国だと予想する。

23日、商業省は回覧文書で、IRCとERCの手数料は証明書の有効期間に応じて実現されるとした。

Bangladesh News/The Daily Star Nov 25 2022
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/export-import-be-easier-certificates-tenure-extended-3178931
翻訳編集:吉本

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