【Financial Express】ティプ・ムンシ商業相は、政府は2030年までに皮革と皮革製品の輸出を100億ドル(1兆3638億円)にすることを視野に入れていると述べた。

「バングラデシュの潜在的な輸出品目は皮革製品です。皮革製品の発展や輸出の可能性は大いにあります。現在の輸出規模は10億ドル強ですが、2030年には100億ドルになるかもしれません」

また、輸出拡大を支援するために、政府は皮革産業のための保税倉庫の設置を検討しているとした。限られた投資しかできない中小企業がこの施設を利用することで競争力を高め、最終的には輸出の増加につながるからだ。

ティプ氏は、国際会議シティボシュンドラ（ICCB）で3日間に渡って開かれる「レザーテック2022」の開幕式で、主賓としてスピーチした。

レザーテック2022はバングラデシュ皮革製品履物製造輸出業者協会(LFMEAB）が主催した。

スピーチの中でティプ氏は、政府は全国の重要拠点に100カ所の経済特区を設立しており、そこで皮革産業を発展させることが可能だとした。

「私たちには原材料や熟練した人材があります。新しい技術を使うことで、皮革産業を大きく発展させることができます。国際市場では皮革製品に大きな需要があります」

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皮革製品で100億㌦の輸出を