テリータオルを海外輸出

テリータオルを海外輸出

【The Daily Star】キショルゴンジ県のバングラデシュ小規模家内工業(BSCIC)工業団地にあるテリータオルメーカーでは、海外からの注文が増え、生産量がコロナパンデミック前の水準に戻った。

BSCICの職員によれば、国内外のさまざまな市場に高品質製品を出荷する彼らの成功は、ダッカやチャトグラムと良好な流通網にあるこの工業団地の他の起業家にも刺激となっている。

Maanuri Textile Mills社で生産するテリータオルは主に米国や英国、サウジアラビア、カナダに出荷されていると、AKMモウフズル・ラーマン・バッピ社長は述べた。

バングラデシュタオルリネン製造輸出業者協会(BTTLMEA)の理事でもあるバッピ氏の工場では500人が働き、毎月50万タカ(65.4万円)の商品を輸出している。現在、需要の増加を考慮して新工場の建設を計画しており、中国に50台の電動織機を発注した。

「今後1年間で1億タカ(1.3億円)以上を投資し、約200人の従業員が必要になります」

だが、この工業団地では境界壁や安定したガス供給など、主要なインフラ不足が課題となっている。

日本やヨーロッパに輸出するタオルのみを生産するVergo Fashionのモハマド・ハニフ部長は、最近はビジネスがうまくいっているとしたうえで、強盗や薬物乱用事件が時々起こるので、境界壁の設置を求めている。

「BSCICの担当者に何度も伝えましたが、まだ解決していません」

地元ビジネスマンのアブ・シャーマ氏は、多くの区画が何年も使われないまま放置されているため、ビジネスのために区画を再割り当てすれば、この地域内外の数千人にとって大きな支援となるだろうと述べた。

1987年に約20エーカーの土地に設立されたキショルゴンジ工業団地は150区画に分けられ、66の工場がある。このうち33工場が現在稼働中だ。

この工業団地は道路網や排水システムの不備など、他のインフラ問題にも直面しており、ビジネスを発展させるにはこれらの問題を改善する必要がある。

工業団地の不動産担当者SMアスラム・カビール氏は、最近、区画所有者と会議を開き、問題について議論したと述べた。

また、清掃活動に毎年1万タカ(1.3万円)しか割り当てられていないが、金額が少なすぎるとした。

Dayal Food ProductsのMdモルシド・ミア社長は、十分なガス供給がないため、稼働のためには薪を燃やさなければならず、過去7年間でおよそ200万タカ(261.4万円)の損失に直面したと述べた。そのため、最終的に工場を賃貸することにしたという。

キショルゴンジBSCICのシェイクMdソウラブ・ウディン総務部長補佐は、すでに問題について上層部に報告していると述べた。

放置区画については、様々な機会に区画所有者にビジネスを開始するように頼んでいるが、多くはまだ応答していないという。

また、ガスや電気の供給者に定期的に連絡を取り、工業団地の公共サービスを改善するための調整会議でもこの問題について議論していると述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Dec 13 2022
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/terry-towel-makers-taking-their-products-abroad-3194531
翻訳編集:吉本

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