【Financial Express】バングラデシュの電子商取引(eｰコマース)市場は、最近、詐欺などの悪例で傷ついたが、適切な規制措置によって持続可能なイメージを作り出し、ビジネスを後押しすることができると、討論会の参加者らは述べた。

また、この分野は今後数年間でさらに拡大することが予想されるため、発展は経済に貢献しているとした。

参加者らは複数の調査結果を引用して、バングラデシュの企業間電子商取引市場は、年率17.61％の成長が見込まれ、2022年には6596億6000万タカ（8646.3億円）に達すると述べた。

また、2026年には約1兆5000億タカ（1.97兆円）に達するとし、さらに、この分野は国内の登録電子商取引会社や非登録オンラインプラットフォーム、ソーシャルメディアを使った取引ページを通じて勢いを増し、多くの若者が起業家として従事していると述べた。

電子商取引には、旅行やホスピタリティ、オンラインフードサービス、メディア・エンターテインメント、ヘルスケア・ウェルネス、テクノロジー製品・サービスなどが含まれる。

討論会は、全国1千以上の電子商取引事業者のプラットフォームであるバングラデシュ・オンライン企業家協会（BOEA）が主催、ティプ・ムンシ商業相を主賓に招き、パンｰパシフィック・ショナルガオホテルで開催された。

ティプ氏は、政府は電子商取引プラットフォームと協力して、この産業が健全に成長し、イメージの危機を克服できるよう支援しているとした。

また、商業省がバングラデシュ商工会議所連合会（FBCCI）などのビジネス団体と協力して、この産業をよりよく規制するために取り組んでいると述べた。

「専門家やマーケットリーダー、若い起業家、他産業のリーダーが一堂に会するバングラデシュ・オンライン企業家協会によるこのような討論会は、前進方法についてコンセンサスを得るために非常に重要です」

ディプ氏は、電子商取引は国内で10億ドル（1354億円）規模のビジネスになる可能性があるとし、この分野に携わるすべての人がその良いイメージを作るためにサービスの質を維持する必要があると述べた。

BOEAのモスタリー・モルシェド・スムリチ会長は、グループとして成長するために、オンラインベースで活動する若い起業家を集め、より強い絆を構築することが協会の夢だとした。

「課題はあります。このプラットフォームは起業家があらゆる課題に立ち向かい、共に成長していけるよう、サポートを続けていきます」

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eｰコマース市場1.5兆規模に