【The Daily Star】バングラデシュ電気通信規制委員会(BTRC)は、バングラデシュに来る外国旅行者向けに「ツーリストSIM（カード）」を導入する。

BTRCの資料によると、有効期間は7日、15日、30日で、1つのパスポートに対して最大2枚のSIMを登録することができる。

旅行者は各入国地点でe-SIMを受け取ることも可能だ。eSIM（組み込み型SIM）は手動で挿入する必要なく、携帯電話に電子的にプログラムすることができる。

また、長期間の使用が必要な場合、労働許可証を提示して通常のSIMに交換することができる。

外国人旅行者の多くは通常、短期間しか訪れない。彼らが帰国するとパスポートに登録されたSIMは未使用のままとなり、そこから収益は得られないが、規則では、未使用の登録済みSIMは540日以内に他人名義で再登録できないことになっている。

その結果、モバイルネットワークで加入者を識別するモバイルステーション国際加入者登録番号のような限られたリソースが浪費されることになる。

旅行者用SIMは、政府の中央生体認証監視プラットフォームで個別に識別され、携帯電話会社のすべての関連パッケージやオファーはBTRCの事前承認が必要となる。

「現在、顧客の利益のためにこれに取り組んでいます。旅行者用SIMの詳細については、近日中にお知らせします」
BTRCのMdモヒウディン・アーメド副会長は述べた。

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