サービス輸出額6.12%増

サービス輸出額6.12%増

【Financial Express】世界的経済危機の中でも国内サービス部門は輸出の増加を維持し、現会計年度(FY23)第1四半期には6.12%の成長を記録したことが、公式データで明らかになった。

輸出振興局(EPB)のデータによると、FY23第1四半期(7~9月期)のサービス輸出は20億1000万米ドル(2736億円)に上った。昨FY22第1四半期は18億9000万ドル(2573億円)だった。

本紙の分析によると、通信・情報サービス、旅行、金融サービス、その他のビジネス旅行など、一部のサービス部門が輸出収益の軸となっていた。

教育・観光サービスの輸出は、前年同期比62%増を記録、海外市場からの輸出収益の伸びを支配した。

また、個人旅行(教育・観光)の収入は、前年同期の5734万ドル(78.1億円)に対し、9288万ドル(126.4億円)だった。

ICTおよび通信部門は、前年同期比28.58%増という目覚しい外貨獲得を記録した。公式データによると、前年同期の1億3159万ドル(179.1億円)に対して、1億6920万ドル(230.3億円)の輸出収益を上げた。

このうち、ソフトウェア、データ処理、コンサルティングを含むコンピュータ・サービスは、前年同期比57.46%増の1億3723万ドル(186.8億円)を輸出、成長を維持した。

昨年同期はコンピュータ・サービスから8715万ドル(118.6億円)しか得ていなかった。

バングラデシュ・ソフトウェア&インフォメーション・サービス協会(BASIS)のラッセル・T・アーメド会長は、バングラデシュがソフトウェアやICTサービスの調達先として優れているため、コンピュータサービスの輸出は長年にわたり「驚くべき速度」で成長していると本紙に語った。

そのうえで、IT部門は、コンピュータとITサービスの出荷で、2025年までに海外市場から50億ドル(6807億円)相当の収益を獲得することを目標としているとした。

「この分野の輸出収益はEPBデータのほぼ2倍です。これは、公式データの複雑な手続きにより、一部の外国為替収益が計算されていないためです」

EPBデータによると、FY22のコンピュータおよびITサービスの輸出収益は5億9206万ドル(806億円)だった。

バングラデシュは研究開発サービスやプロフェッショナル管理サービス、テクニカル、貿易関連その他のビジネスサービスなどでも業績を伸ばしている。

FY23第1四半期のその他ビジネスサービスからの収益は3億542万ドル(415.8億円)で、FY22年同期より18%高かった。

Bangladesh News/Financial Express Dec 18 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/export-of-services-earning-substantial-forex-1671332364
翻訳編集:吉本

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