新たに2工場LEED認証取得

新たに2工場LEED認証取得

【Prothom Alo】2013年にシャバールで起こったラナ・プラザビルの崩壊をきっかけに、バングラデシュのアパレル産業では、環境に配慮した工場に関心が集まった。

それを受けて、米国グリーンビルディング協会(USGBC)のLEED認証を取得した工場の数が世界最多(アパレル分野)となった。

今月、さらに2つの工場、ダッカのVictoria Intimates LimitedとマイメンシンのDresden Textiles Limitedが認証を受け、環境に優しい衣料・繊維工場は180カ所となった。

バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)によると、現在も500カ所以上の工場が取得準備中だという。

企業によると、環境に優しい工場は一般的に従来のものより5~20%コストがかかるが、長期的に見ると、電力消費を24~50%、水の消費を40%、二酸化炭素の排出を33~39%削減するなど、メリットがある。

2022年だけで、27カ所の衣料品・繊維工場がLEED認証を取得した。

LEED認証は、9つの条件を満たすために110ポイントが設定され、認定(40~49点)、シルバー(50~59点)、ゴールド(60~79点)、プラチナ(80点以上)の4段階がある。

BGMEAによると、LEED認証を受けた180カ所のアパレル工場のうち、58カ所がプラチナ、108カ所がゴールド、10カ所がシルバー、4カ所が認定だった。

国内で初めて認証を受けたのは、パブナ県イシュワルディ輸出加工区のヴィンテージ・デニム・スタジオ(VDS)で、2012年のことだった。

Bangladesh News/Prothom Alo Dec 21 2022
https://en.prothomalo.com/business/local/zbspvm9qkp
翻訳編集:吉本

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