開通に喜ぶ労働者

開通に喜ぶ労働者

【The Daily Star】12月28日、メトロ鉄道の運行が始まったとき、青年スワディン・アーメドさんは満面の笑みを浮かべた。3年前からメトロ鉄道プロジェクトのために働いてきた彼にとって誇らしい日だったからだ。

「人生でいちばん幸せな日です。私の仕事は永遠に生き続けるでしょう。将来、私の子どもや孫たちと、私の人生の夢のようなひとときを共有したいです」

スワディンさんだけでなく、すべての労働者が国内輸送部門の分水嶺となる日に意気揚々としていた。

「この気持ちを表現する言葉がありません。すべてを超えています」
ウッタラ北駅とアガルガオ駅の消防部門で機械作業を担当するアブドゥルALノーマンさんは述べた。

別の労働者アブドゥル・アリムさんは、「メトロ鉄道が本格的に走り出したら、乗客はより早く、快適に目的地に着くことができるので、仕事は成功です」と述べた。

コロナパンデミックの際、バングラデシュではほとんどが停止状態に陥った。それでもこの労働者たちは仕事を続けた。

土木技師のモサデク・ホセインさんもその一人。
「工事を取り巻く環境は不透明な部分が多かったのですが、私たちは進み続けました」

労働者だけでなく、さまざまな人がこの日を祝った。

ハジ・ユースフ・アリ公立小学校の4年生、マリア・アクター・ブリスティさんは、電車を見るため父親と共にアガルガオ駅へやってきた。
「想像をはるかに超えています。すごい!」

一般公開は29日からのため、ブリスティさんをはじめ、多くの市民は昨日は電車に乗れなかった。

会社員のMdソヘルさん(29歳)も、多くの野次馬の一人だった。
「ミルプールからモティジールの事務所に行くのは悪夢でした。メトロ鉄道は私のような仕事人間にとって大きな助けになります」

政府高官や自由の戦士、教師、学生、縫製労働者、リキシャ引き、農家、行商人、そしてメトロ鉄道労働者など、選ばれた200人以上が、ウッタラ北からアガルガオまでのメトロ鉄道の初旅行に首相と共に参加した。

電車に乗り込んだ閣僚や議員たちは、喜びをあらわにした。

ミルプールーパッラビ地区選出のエリアス・ウディン・モラー議員は、メトロ鉄道プロジェクトの建設期間中は渋滞が発生し、選挙民は多くの苦しみを味わったと述べた。

「しかし、今日の開通式で、私たちはその痛みを忘れてしまいました」

アブドゥル・ラザック農業相は、「メトロ鉄道はこの国にとって画期的な出来事です。バングラデシュは前進しています」と述べた。

■女性のための独立した車両

シェイク・ハシナ首相はメトロ鉄道の開通式で演説し、電車には女性専用車両があると述べた。

また、(駅には)女性用洗面所や子ども用ケアセンターも設置されるとした。

さらに、自由の戦士たちは、無料で電車に乗ることができることを明らかにした。

そのうえで、各自が電車内や駅でゴミを散らかさないよう、きちんと清潔に利用するよう呼びかけた。

Bangladesh News/The Daily Star Dec 29 2022
https://www.thedailystar.net/special-events/dhaka-metro-rail-opening/news/ill-pass-story-my-children-3207551
翻訳編集:吉本

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