【Financial Express】国内初のメトロ鉄道 (MRT6号線) が開業したばかりだが、高架と地下鉄部分からなるMRT1号線の建設工事が1月26日の起工式後から始まる予定だ。
起工式にはシェイク・ハシナ首相が参加、その後、車両基地の整地が始まる。
情報筋によると、道路交通ハイウェイ局 (RTHD) は首相官邸に送られた署名入り要約をまだ受取っていないが、非公式で日付を確認したという。
メトロ鉄道実施運営会社の国有ダッカ大量高速輸送会社 (DMTCL) は、1月2日にRTHD経由で首相官邸に概要を送信、国内初となる地下鉄工事の起工式の日程を求めた。
DMTCLのMANシディック社長は9日の記者会見で、MRT1号線の起工式は首相参加で行うことを宣言していた。
車両基地の土地開発事業を60.7億タカ(75.8億円)で受注したのは日本の東急建設(TCCL) とバングラデシュのMax Infrastructureの合弁会社、契約は11月24日に結ばれた。
車両基地は、カンチャン橋近くのルプゴンジ郡ピトルゴンジとブラフモンカリにまたがる88.71エーカーに建設される。
工事内容は、埋め立て、地盤改良、排水路、周辺道路工事、法面保護、沈下監視などで、着手から30カ月で完成する。
DMTCLは国際協力機構 (JICA)からの3945億タカ(4927億円)の支援など、5256.1億タカ(6565億円)かけて全長31.24キロメートルのMRT1号線の建設工事に取り組む。
空港駅からコムラプール駅まで19.87キロメートルの地下鉄部分には12駅、クリル(Kuril)からプルバチャル(Purbachal)まで11.36キロメートルの高架部分には9駅が設置される。また、他のMRTと4カ所で接続する。
MRT1号線は2026年までに、空港、空港ターミナル、キルケット(Khilkhet)、ノッダ( Nodda)、 ノトゥンバザール(Notun Bazar)、北バッダ(North Badda)、バッダ(Badda)、アフタビナゴール(Aftab Nagar)、ラムプラ(Rampura)、マリバグ(Malibag)、ラジャルバグ(Rajarbag)、コムラプールまでの地下鉄部分を完成させる予定だ。
政府はメトロ鉄道ネットワークを確立するため、ダッカ市内に6路線を設置することを計画している。
Bangladesh News/Financial Express Jan 12 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/mrt-1-work-set-to-begin-on-jan-26-1673494109
翻訳編集：吉本