紙の輸出倍増

紙の輸出倍増

【The Daily Star】パンデミック後の回復と製造業者が新しい輸出先を見つけることに努力した結果、バングラデシュの紙および紙製品の輸出は現会計年度(FY23)上半期(7-12月)、前年比で123.35%増加した。

輸出促進局(EPB)によると、上半期の輸出収入は9508万ドル(122.7億円)に達した。

バングラデシュ製紙協会 (BPMA) によると、国内製品の主な輸出先は、米国やユーロ圏、中東、およびアフリカ諸国となっている。

世界市場では中国やインドなどが主要プレイヤーだ。

だが、汚染と環境への懸念から中国の約1200の製紙工場が閉鎖されたことで、バングラデシュがより大きなシェアを獲得できるようになったと、BPMAのAKMノウシェルル・アラム秘書官は述べた。

また、バイヤーは低価格で高品質の製品を常に探しており、バングラデシュは紙、ティッシュ、トイレットペーパー、濡れティッシュ、ナプキン、おむつの製造が得意だとした。

業界関係者によると、政府が2016年に受取りに対して10%の現金インセンティブを提供したことで、輸出が急増し始めたという。

国内には100カ所以上の工場があり、合わせて年間150万トン以上の製品を生産する。業界関係者によると、民間企業で製紙分野を開拓したBashundharaが、筆記用紙やティッシュペーパー、トイレットペーパー、包装材料を約40カ国に輸出する最大の輸出業者だ。

バングラデシュは価格競争力があるため、競争の激しい国際市場で非常にうまくいっていると、Lipy Paperのアブドゥル・マチン・カーン社長は述べた。

また、より多くの政策支援が利用できれば、はるかに輸出は伸びるとした。

匿名の輸出業者は、特に米国とユーロ圏の市場では、より競争力のある価格にする必要があると述べた。

懸念は、供給不足によるパルプ価格の上昇だ。 バングラデシュは使用するパルプの約90%を輸入しなければならず、時には容易に入手できないことがあるという。

6カ月前は1トン当たり450~500ドル(5万8095~6万4550円)だったパルプは、現在、1千ドル(12万9140円)する。

「それが生産が妨げられている理由です。これとは別にドルが不足しています」
輸出業者は述べた。

BPMAは、政府は国内市場で競争力が失われないよう、一部のビジネスマンによる保税倉庫施設の悪用を防止する必要があるとした。

また、バングラデシュエネルギー規制委員会の技術評価委員会は、1月8日に電力価格を15.43%引き上げることを勧告したため、製品価格が上昇するだろうと述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Jan 12 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/paper-export-doubles-3218821
翻訳編集:吉本

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