【Financial Express】インペリアル・カレッジ・ロンドン（ICL）は、インセプタ製薬（Incepta Pharmaceuticals Ltd.）と新型コロナワクチン(mRNA）に関する共同研究を行うことに関心を示した。

プレスリリースによると、18日、ICL感染症学部研究チーム長のロビン・ジョン・シャトック教授は、シャバールとダムライにあるインセプタのワクチンと注射剤工場を訪問し表明した。

「我々は今後、複製および非複製mRNAワクチンの研究を共同で行う予定です」

また、インセプタ製薬の経営を評価、mRNAワクチンや治療用ワクチンに関する研究にも参加する意向を示した。

mRNAワクチンの専門家であるシャトック教授は訪問の最後に、命を救う様々なワクチンのさらなる開発のため、ICLが技術や研究でインセプタを支援することを改めて表明した。

ワクチン工場の視察には、インセプタ製薬のアブドゥル・ムクタディル会長兼社長が同行した。

ムクタディル氏は、シャトック教授がインセプタのプロテインサブユニットワクチンの開発に協力し、他のワクチン開発にも技術支援を行う予定だと述べた。

「ICLはすでにインセプタの2人の研究者の研修を行っています。多くの国内研究者も間もなくそれに加わるでしょう。バングラデシュでワクチンを製造する道が開かれるのです」

ムクタディル氏は、インセプタが治療用ワクチンの開発にも携わっているとしたうえで、「私たちはワクチンや医薬品研究分野で新時代が到来したと考えています。この協力関係を通じて、国民により良い利益をもたらすことができるようになるでしょう」と述べた。

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インセプタ製薬共同研究開始