3月にビジネスサミット開催

3月にビジネスサミット開催

【The Daily Star】ビジネス環境改善や投資成功例、良い習慣を共有し、世界の投資家の優先順位を考慮して政策に反映させる「バングラデシュ・ビジネス・サミット2023」が3月11日から3日間開催される。

バングラデシュ商工会議所連合会(FBCCI)が独立50周年を記念してサミットを開催。シェイク・ハシナ首相が開会宣言を行う予定だ。

19日、FBCCIがシェラトン・ダッカで大臣や各国大使、実業家と昼食会を開き、サミットについて説明した。

サミットの目的は、具体的な投資提案の確保、重要産業への堅実な投資ラインの開発、国内外の投資家や政策立案者、関係者間の効果的なネットワーク作り、パートナーシップ機会の促進などとされた。

AKアブドゥル・モメン外相は、世界経済の低迷やコロナパンデミック、ロシアーウクライナ戦争によるサプライチェーンの混乱などを背景に、タイムリーな取り組みだとした。

「外務省もこの特別なイベントの重要パートナーであり、嬉しく思っています。私たちは生産エコシステムと貿易投資を活性化するために、最善の計画を立てて取り組んでいます」

また、パートナーシップとコラボレーションの強化を強調、バングラデシュが2035年までに1兆ドル規模の経済になるために正しい方向に向かって進んでいると述べた。

「私たちは国際的なビジネスと製造のハブになる可能性を秘めており、バングラデシュのプラットフォームがイノベーションと起業家精神の世界的なインキュベーターとなるようなシナリオを作り始めるときです」

ティプ・ムンシ商業相は、バングラデシュのサクセスストーリーは、サウジアラビアやシンガポール、日本、インド、中国、ロシア、米国といったグローバルプレイヤーの投資家を魅了していると述べた。

また、この国の持続可能な発展は、国連の後発開発途上国から発展途上国へのステータスアップに反映されているとした。

「100カ所の経済特区に工場ができれば、莫大な投資を呼び込める可能性があります。その結果、農業中心の経済から輸出志向の工業化が進み、知識集約型の経済へと徐々に変化していくでしょう」

ティプ氏は大使ら外交官に対し、このイベントに参加し、有利なビジネスチャンスやインセンティブとともに、バングラデシュを貿易・投資先としてトップクラスに押し上げるよう要請した。

「現在、私たちの優先事項はビジネスのしやすさを確保することです。私たちはビジネスを促進する観点から、必要なすべてのサポートを提供するイニシアティブをとりました」

FBCCIのMdシャシム・ウディン会長は、バングラデシュは現在、新ビジョン「スマート・バングラデシュ」に向かって進んでいると述べた。

費用対効果が高く、持続可能で、知識を基盤とした革新的なバングラデシュは、2041年までに「スマート市民、スマート経済、スマート政府、スマート社会」という4つの主要な基盤の上に築かれるとした。

そのうえで、FBCCIはその一環として、このサミットを開催すると述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Jan 20 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/bangladesh-present-investment-potential-successes-foreigners-3225691
翻訳編集:吉本

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