対外援助支出鈍化

対外援助支出鈍化

【The Daily Star】実施の遅れと予算支援不足により、バングラデシュの開発プロジェクトに対する対外援助支出は、現会計年度(FY23)上半期(22年7-12月)に9.48%減少した。

経済関係局 (ERD) の統計によると、FY23上半期の対外援助総支出額は37億8000万ドル(4928億円)だった。前年同期は44億ドル(5737億円)だった。

ERDの担当者は、上半期、外資によるプロジェクト実施は加速したが政府の目標には達しなかったとし、下半期に支出が増えることを期待していると述べた。

ERDはさまざまな政府部門や省庁と連携して、実施の進捗状況を継続的に監視している。

これまで支出された37億8000万ドルのうち、9億2200万ドル(1202億円)は日本が資金提供したプロジェクトに使われた。

担当者は、ダッカメトロ鉄道、マタバリ石炭火力発電所、ボンゴボンドゥ・シェイク・ムジブ鉄道橋、ハズラットシャージャラル国際空港第3ターミナルなど、日本が資金提供したプロジェクトが急速に実施されていると述べた。

日本に次いで2番目に多かったのはアジア開発銀行の5億6700万ドル(739億円)、次いで世界銀行の5億4千万ドル(704億円)、中国の5億3500万ドル(698億円)、ロシアの4億4千万ドル(574億円)、アジアインフラ投資銀行が2億5千万ドル(326億円)、インドが1億6400万ドル(214億円)だった。

一方、上半期の対外援助のコミットメントは前年比59%減の17億6千万ドル(2295億円)だった。

政府はこの6カ月で10億5千万ドル(1369億円)の対外債務を返済した。前年同期は10億4千万ドル(1356億円)だった。

Bangladesh News/The Daily Star Jan 30 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/disbursement-foreign-aid-slows-3234006
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #対外援助 #経済関係局 #ERD #日本 #対外債務