国内初の地下鉄工事開始

国内初の地下鉄工事開始

【The Daily Star】シェイク・ハシナ首相は2日、国内初の地下鉄の起工式に出席し、「本日、地下鉄の建設工事を開始することで、バングラデシュ発展の旅に新たなマイルストーンを設定しました」と述べた。

また、空港からコムラプールまでの地下鉄工事は地下10~30メートルで行われるため、住民に苦痛を与えることはないと述べた。

首相は、ナラヨンゴンジ県ルプゴンジのプルバチャルでの式典で挨拶に立ったあと、31.241キロ―メートルのMRT1号線建設工事の記念プレートを設置した。

地下部(空港ーコムラプール間19.872キロメートル)と高架部(ナトゥンバザーループルバチャル間11.37キロメートル)からなるMRT1号線は、2026年までに推定5256億1430万タカ(6298億円)かけて建設される。

地下部には12駅、高架部には7駅が設置される。

建設資金のうち、3945億320万タカ(4727億円)は国際協力機構 (JICA)が融資し、残りの1311億1110万タカ(1571億円)は政府資金で調達する。

MRT1号線が完成すれば、毎日およそ80万人が利用すると見られている。地下部の所要時間は25分、高架部は21分と、移動時間が大幅に短縮される。

首都ダッカでは、2030年までに合計6つの路線が開通する予定だ。

Bangladesh News/The Daily Star Feb 3 2023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/underground-metro-another-milestone-3237511
翻訳編集:吉本

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