国内携帯電話の製造販売急増

国内携帯電話の製造販売急増

【Financial Express】bdnews24.com によると、輸入が急激に減少する中、「メイド・イン・バングラデシュ」携帯電話の製造と販売は急速に増加し、大小の工場で製造された携帯端末が、国内のスマートフォンやフィーチャーフォン需要の大部分を占めるようになった。

多くの外国トップブランドが国内に工場を設立して携帯電話製造を始める一方、 複数の国内ブランドが手頃価格で製造することで国内市場をリードしている。

国内で製造されているため、消費者は多機能や中機能携帯を手頃価格で買え、低予算顧客もスマートフォンを使いたいという欲求を満たすことができる。

過去数年の輸入及び製造データによると、輸入量は徐々に減少する一方、国内の携帯電話製造や組み立て量は増加している。

一方、いまだに多くの携帯電話が不法に国内に持ち込まれる。 これまで企業や輸入業者は、携帯電話が手荷物規則の下で持ち込まれ、ビジネスに悪影響を及ぼしていると主張してきた。

バングラデシュ電気通信規制委員会(BTRC)のデータによると、3年前、輸入と国内製造量は等しかった。だが、国内工場が製造を拡大するにつれて、輸入は徐々に減少している。

2022会計年度(FY22)では、市場にある4500万台の携帯電話のうち、輸入は1千万台、 国内製造は3500万台だった。

現会計年度(FY23)上半期(7ー12月)は、国内製造が1291万台だった一方、輸入は5万台だった。

FY22は3147万台以上が製造され、30万6千台が輸入された。 輸入品は全デバイスの1%未満に過ぎなかった。

業界関係者によると、国内製造業者は政府が提供する「メイド・イン・バングラデシュ」キャンペーンの下で、税および関税の優遇措置を最大限に活用して国内需要に完全に応えている。

政府のキャンペーンでは輸入携帯電話の関税が引き上げられ、各ブランドに対し、国内製造することが奨励された。それを受け、サムスン、ウォルトン、ノキア、シンフォニー、シャオミ、オッポ、ビボなど14ブランドが国内に工場を設立した。

携帯電話の輸入には、関税25%、付加価値税15%、付加価値税5%、規制税3%、事前所得税2%など、合計58.6%の関税が課せられている。

そのうえ、国内工場は製造に必要な輸入部品に対し、10%の関税、5%のVAT、2%のAIT(前払い法人税)など、18%の税金を支払う必要がある。

本格的な国内製造の導入に向けた取り組みにもかかわらず、工場では重要部品のほとんどを海外から持ち込んで製造している。

一方、一部の工場では部品の多くを国内製造し始めた。 多くの国内メーカーも充電器やケーシング、その他部品を製造する。

BTRCのシュヤム・サンダー・シクダー会長は、政府が業界をしばらく監視するとし、 その後、秩序を維持するための新しい政策が策定されると述べた。

Bangladesh News/Financial Express Feb 6 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/production-sales-of-made-in-bangladesh-handsets-increasing-rapidly-1675599805
翻訳編集:吉本

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