MMF衣料品輸出を模索

MMF衣料品輸出を模索

【Financial Express】人工繊維(MMF) で作られた衣料品需要が世界的に増加しているため、国内アパレルメーカーはMMFで作られた衣料品輸出を増やす可能性を積極的に模索している。

バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会 (BGMEA) は、世界的な傾向と需要に合わせて衣料品輸出バスケットの多様化、特に綿以外のアイテムに重点を置く。

ファルク・ハッサン会長率いるBGMEA代表団は、インドのトップ繊維メーカーとの交流のためにインドを訪問した。デリーで会議をしたあとダッカへ戻ったハッサン氏は、他の代表団メンバーはその日にアーメダバードで、12日にスーラトで会議を開くと述べた。

「スーラトはインドのMMFの拠点です」
ハッサン氏は、今回の訪問はインドへの衣料品輸出を増やし、MMFの信頼できる原材料調達バックボーンを可能な限り短期間で開発することだと述べた。

バングラデシュは現会計年度上半期(22年7-12月)、インドへのアパレル輸出で5億4887万ドル(722.4億円)、前年同期比49%超えの収益を上げた。昨会計年度1年間の収益は7億1541万ドル(941.6億円)だった。

BGMEAのMdシャヒドゥル・アジム副会長は、衣料品の世界市場における綿のシェアは約25~30%、MMFのシェアは70~75%だとしたうえで、バングラデシュでは反対の構成だと述べた。

また、インドには大きな繊維部門があり、MMFと混合繊維製品を供給する相当な能力がある一方、バングラデシュのアパレル輸出の有望な目的地だと指摘。ビジネス状況は両国がアパレルと繊維産業の成長を促進する機会を生み出したと述べた。

さらに、バングラデシュにMMFベースの工場を設立するため、インド企業を招待したと述べた.
「2030年までに1千億ドル(13兆1611億円)のアパレル輸出収益目標を設定したので、彼らはバングラデシュ市場に進出するでしょう」

調査によると、MMFは綿よりも耐久性があり、ファッショナブルで持続可能であるため、世界の衣料品の50%以上を占める。

バングラデシュ繊維工場協会(BTMA)によると、世界的なファッショントレンドの変化の中で需要が高まっているため、ポリエステルのステープル、ビスコース、テンセルなどのMMFの輸入が増加している。

昨年度は約15万トンのMMFが輸入され、国内50工場が部分生産を行った。

約200億ドル(2兆6322億円)相当の繊維業界では、1511カ所の工場で78億メートルを生産している。 生産能力に関してはまだニット生地で20%、織布で60%の不足がある。

アパレルメーカーによると、国内繊維工場にはまだスパンデックスやレーヨン、ビスコース、その他MMFベースの生地などの生産ラインはない。

Bangladesh News/Financial Express Feb 12 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/apparel-makers-looking-to-tap-mmf-export-potential-1676169528
翻訳編集:吉本

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