言語運動の英雄に捧ぐ

言語運動の英雄に捧ぐ

【The Daily Star】アブドゥル・ハミド大統領とシェイク・ハシナ首相は、アマールエクシェ*及び国際母語デーを迎えるに当たり、歴史的な言語運動の殉教者に限りない敬意を表した。

国家元首と政府元首は21日となった真夜中、ダッカ市中央ショヒドミナールに花輪を置いた。

シェイク・ハシナ首相は午後11時54分に、アブドゥル・ハミド大統領は午後11時57分に、ショヒドミナールに到着した。

ハミド大統領とハシナ首相は、アマールエクシェの歴史的な不滅の歌「アマル・バイヤー・ロクテ・ランガノ・エクシェイ2月」が流れる中、厳かな足取りでショヒドミナールに近づき、大統領、首相の順で花輪を捧げた。

二人は言語運動の英雄たちに深い敬意を表し、しばし厳粛に沈黙した。

議長、閣僚、首相補佐官、国会議員、3権の長、与党アワミ連盟幹部、自由の闘士、各国外交官、文民および軍高官も参列した。

ハシナ首相は与党アワミ連盟の代表として、さらに別の花輪を置いた。

その後、国会議長のシリン・シャルミン・チョードリー博士、副議長のシャムスル・ホーク・トゥク氏が花輪を捧げた。

*アマールエクシェ:1952年、(当時東パキスタンだった)ダッカの学生と市民は、(西)パキスタン政府がパキスタンの唯一の公用語としてウルドゥー語を押し付け、ベンガル語を否定したことで、街に出て抗議活動を始めた。そして、2月21日、学生のサラム、バルカット、ラフィク、ジャバーらは、ベンガル語を認めさせようと要求を掲げ、ダッカ大学のキャンパスから抗議活動に出たところ、警察官の発砲によって殺害された。
それ以来、2月21日は母語であるベンガル語を話す権利を維持するために犠牲になった英雄たちを記念する『アマール・エクシェ』(私の21日)となり、言語殉教者を国を挙げて祝う日となった。また、ユネスコ(UNESCO)がこの日を記念して、国際母語デーに制定した日でもある。

Bangladesh News/The Daily Star Feb 21 2023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/victim-families-still-await-fair-compensation-3253361
翻訳編集:吉本

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