【Finanncial Express】2月、在外バングラデシュ人は銀行を通じて、15.6億ドル(2124.4億円)以上を送金した。

バングラデシュ銀行(BB)が1日発表したデータによると、この数字は1月の19.5億ドル(2655.5億円)から20.3％減少している。

一方、2022-23会計年度（FY23）当初8カ月(7-2月)の送金合計は、前年同期比4.26％増の140億ドル(1兆9065億円)以上となった。

バングラデシュの対内送金は、FY21に36％以上増加して247.8億ドル(3兆3745億円)になった後、FY22年には前年比15.12％減の210.3億ドル(2兆8639億円)に減少した。

BBと政府が連携して講じた措置により、送金は昨年7、8月に増加、その後再び減少したが、11月に増加に転じていた。

ここ数カ月、BBは送金の事務処理要件をさらに緩和、政府は合法的なチャネルを使用することを奨励するため、在外バングラデシュ人の送金に対する現金インセンティブを継続した。

一方、国境を越えた取引を行う違法なチャネルであるHundiは、引き続き国内送金に影響を与えた。このシステムでは、在外バングラデシュ人は海外のHundiエージェントに外貨で支払い、国内エージェントは受取先の親族にバングラデシュタカで支払う。

外貨準備高が減少し続ける中、BBはHundiを阻止する取り組みを強化した。また、在外バングラデシュ人に銀行を通じて送金するよう促し、違法な手段を使用した場合の法的結果を周知徹底した。

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2月の送金流入15.6億ドル