【Financial Express】バングラデシュ統計局（BBS）の月次消費者物価指数（CPI）によると、食品インフレ率のわずかな上昇により、2月の一般インフレ率は8.78％とわずかに上昇した。

1月は8.57％、12月は8.71％の上昇だった。

1月は7.76％だった食品インフレ率は、2月に8.13％へ上昇した。

非食品インフレ率は、1月の9.84％から9.82％とわずかに低下した。

国家経済会議実行委員会(ECNEC)の会議後に記者会見したシャムスル・アラム計画担当国務相は、インフレ率は昨年9月から1月まで連続して低下した一方、賃金は上昇しているとしたうえで、2月のインフレ率はわずかに上昇したものの、それほど不快なものではないと述べた。

また、バングラデシュ統計局（BBS)が平均値に基づいて算出しているCPI指数を、現在の412品目から700品目に増加する予定だとした。

さらに、野菜価格が下落傾向にあるとし、日用品価格も下がることに期待を示した。

「ラマダン（断食月）を控えているため、消費者の間でさらなる需要が見込まれますが、必需品の輸入は十分に行われており、商品価格は許容範囲内に収まるものと思われます」

BBSのデータによると、2月の全国賃金上昇率は7.11％で、1月の7.06％より上がった。

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2月のインフレ率やや上昇