企業のものづくりをアピール

企業のものづくりをアピール

【The Daily Star】バングラデシュ・ビジネス・サミット2023では、国内製造されたテレビやプリント基板、ジュートで作られたジーンズなどの多様な製品が出展され、海外のクライアントを惹きつけている。

起業家らは会場のボンゴボンドゥ国際会議場に数十の屋台を設置、バングラデシュ企業の技術能力の高まりを示し、最高品質の製品で世界の顧客の心を掴みたいと考えている。

バングラデシュなめし革協会のブースでは、数社が革製の履物やバッグ、アクセサリーを展示している。

「これらの製品は非常に高品質で、原材料の90%は国内のなめし革から作られています」
協会関係者のアブドゥラALカウザー氏は、外国人を含む多くの人が製品品質に感心していると述べた。

サミットはバングラデシュ商工会議所連盟(FBCCI)が外務省、商業省、バングラデシュ投資開発庁と共同開催、17カ国の多国籍企業の最高経営責任者12名や外国人投資家200名、ビジネスリーダーらが参加している。

メイド・イン・バングラデシュのタグを付けた国内ハイテク大手のウォルトンは、ノートパソコンや携帯電話、パソコン、インタラクティブ・スクリーンなど、次世代革新的技術製品の国内製造における実力を見せている。

ウォルトンの製品には、新しい冷却技術を搭載したエアコン(AC)や、Android OSとNetflixなどすべての主要なストリーミングアプリを搭載したGoogle認定のスマートテレビなどがある。

「私たちはすでに欧州連合(EU)19カ国を含む40カ国にテレビを輸出しています」
同社のワヘド・カーン上級幹部は述べた。

ウォルトンのACは、ベンガル語の音声コマンドで操作できる。また、プラスチック製品や家庭用・産業用ケーブルメーカー向けに、産業用ソリューションも導入しているという。

バングラデシュ繊維工場協会の屋台では、国内繊維企業が最新製品を展示し、生産能力をアピールしている。

例えば、デニム部門で米国のグリーンビルディング協議会から「Leadership in Energy and Environmental Design」のプラチナ認定を受けたエンボイ・テキスタイル(Envoy Textile)社は、バナナとジュートの葉で作ったジーンズを展示していた。

「バングラデシュ企業がイノベーションとテクノロジーを駆使してハイエンドな製品を製造していることに感銘を受けました。このイベントにたくさんの人が集まれば、バングラデシュ企業が自社製品を輸出する場所や関係者をもっと見つけることができると思います」
屋台を回っていた英国バングラデシュ商工会議所のアブル・ヌルジャマン事務局長は述べた。

ロンドンに本社を置くTaj Accountantsのヌルジジャマン社長は、当局が製品やサービスを世界中に広めることにもっと力を入れる必要があると述べた。

出展しているDiamond Worldのビプロブ・サハ部長は、ドバイやインドなど海外に出向かなくても、製品のデザインができるようになったとし、現在、製品輸出を計画していると述べた。

国内消費財メーカーPran-RFLグループは、チョコレートから家具まで、約400点の輸出向け製品を展示している。

データサイエンスやサイバーセキュリティ、オートメーション技術に特化したコンサルティング会社WHITELION & Associatesのカオザー・アーメド創業者兼CEOは、国内外のクライアントとのコラボレーションを模索する上で、このイベントは大きなプラットフォームになると述べた。

「私はテクノロジー分野で働いているので、このセッションから多くの素晴らしいコラボレーションの機会を探ることができると感じています。今日はビジネスネットワーキングという点で、大変価値のあるものでした」

Bangladesh News/The Daily Star Mar 12 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/local-firms-show-manufacturing-capabilities-3268681
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #ビジネスサミット #国内製造 #製品品質 #輸出 #展示

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA