ADBは寄り添い続ける

ADBは寄り添い続ける

【Financial Express】アジア開発銀行(ADB)の浅川正嗣総裁は、バングラデシュの社会経済的な進歩や能力を高く評価し、パンデミックからの社会経済的復興に向けた歩みに寄り添い続け、今後もこれまで同様バングラデシュを支援し続けるだろうと述べた。

財務省のプレスリリースによると、両者のパートナーシップ50周年を記念して12~17日にかけてバングラデシュを訪問している浅川氏は、13日に市内のホテルでAHMムスタファ・カマル財務相と会談を行った。

カマル氏は、1973年以来、ADBがバングラデシュの発展の旅において主要な開発パートナーの1つとして果たした役割を賞賛した。

過去50年間、ADBはバングラデシュに284億ドル(3兆7831億円)の資金提供を約束し、これまで211億ドル(2兆8107億円)を支出したことを明らかにした。また、バングラデシュはこの間、元本として65億ドル(8658億円)を返済した。

カマル氏は、ADBへの融資残高は現在146億ドル(1兆9448億円)で、これはバングラデシュの海外融資全体の24%に相当すると述べた。ここ数年、バングラデシュはADBの融資を受ける国の中で3番目に大きな国になっている。

カマル氏は浅川氏に対し、バングラデシュがGDP規模4600億ドル(61兆2752億円)の世界第35位の経済大国になったことを説明。また、2041年までに世界トップ20の経済大国になるとの考えを示した。

「シェイク・ハシナ首相のダイナミックなリーダーシップの下、ビジョン2041に沿って、2041年までにバングラデシュをスマートな国にすることが私たちの目標です」
財務相は、ADBが今後「スマート・バングラデシュ」の実現に重要な役割を果たすとの強い信念も表明した。

会談にはバングラデシュ銀行のアブドゥル・ルーフ・タルクダー総裁、国家歳入庁のアブ・ヘナ・ムド・ラフマトゥル・ムニーム議長らも同席した。

Bangladesh News/Financial Express Mar 14 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/adb-will-continue-to-stand-beside-bangladesh-says-adb-president
翻訳編集:吉本

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