次期予算13.5%増か

次期予算13.5%増か

【Financial Express】政府は次期2023-24会計年度(FY24)予算を13.5%増加する予定だ。そのうち、補助金と奨励金を35%、債務返済のための割り当てを27%、年次開発計画(ADP)を6.0%増加させる。

財務局職員らは、FY24の予算規模は7兆6980億タカ(9兆3931億円)になる可能性があるとした。FY23は、FY22比12%増の6兆7800億タカ(8兆2730億円)だった。

また、最近の電気・ガス料金の上昇にもかかわらず、新予算における政府の補助金総額は堅調な伸びを示すだろうと述べた。

さらに、バングラデシュ貿易公社(TCB)による食料や農業、肥料の公開市場販売に対する補助金割り当ては、次の国政選挙が予定されている新年度に増加するとした。

FY23の補助金と奨励金の配分総額は8274.5億タカ(1兆97億円)だったが、FY24には1兆1100億Tタカ(1兆3544億円)に達するかもしれない。

関係者によると、FY24の債務返済に充てられる政府予算は、今年度の8030億タカ(9798億円)から27%増の1兆200億タカ(1兆2446億円)になる可能性があるという。

債務返済費用増加の理由として、米ドルに対するタカの減価、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の過度の上昇、米国債の金利上昇、国債の金利上昇などを挙げている。

関係者によると、政府はFY23、さまざまな緊縮財政を実施した。だが、通常選挙期間中に発生する需要に対応するため、FY24にはより多くの予算配分を行う必要があるかもしれないという。

財務相は最近行われたメディア関係者との予算前会議で、「お金が使われないと、経済は回らない」と、成長目標を支えるための支出増をほのめかした。

財務局担当者はこの発言を念頭に置き、FY24のADP規模を、FY23比で6.0%引き上げることを計画した。つまり、2.46兆タカ(3兆17億円)から2.6兆タカ(3兆1725億円)になる可能性がある。

だが、ロシアーウクライナ戦争の終結がただちに見込めないため、関係者は次年度の資源動員についてジレンマに陥っている。

Bangladesh News/Financial Express Mar 28 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/next-budget-may-be-135pc-bigger
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #予算 #補助金 #奨励金 #債務返済 #ADP

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA