【The Daily Star】バングラデシュ銀行(BB)が全銀行の預金に関するデータを発表し、丘陵地帯ランガマティ県の1人当たりの預金額が5千タカ(6119円)で最も低いことが明らかになった。
大方の予想通り、ダッカ県の預金額が最も多く、ランガマティの120倍、60万タカ(73.4万円)の預金があった。
チャトグラム県は24.1万タカ(29.5万円)で2位、 コックスバザール県が16.4万タカ(20.1万円)で3位だった。
管区別ではダッカ管区が23.3万タカ(28.5万円)で引き続き1位、ロングプール管区が1.7万タカ(2.1万円)で最下位だった。
ダッカ管区13県に住む4190万人は9兆7900億タカ(11兆9800億円)の預金があり、そのうちおよそ85％(8兆3200億タカ：10兆1812億円)はダッカ県在住者の預金だった。
3270万人が住むチャトグラム管区では3兆2900億タカ(4兆260億円)の銀行預金があり、そのうち64％(2兆1100億タカ：2兆5820億円)がチャトグラム県在住者の預金だった。
1800万人が暮らすクルナ管区では6757.4億タカ(8269億円)の預金があり、1人当たりの預金額は3万7千タカ(4万5277円)だった。
ラジシャヒ管区の1人当たりの預金額は3万タカ(3万6711円)、ボリシャル管区は3万1千タカ(3万7935円)、シレット管区は5万4千タカ(6万6080円)、マイメンシン管区は2万タカ(2万4474円)だった。
県別で言えば、4位がラクシュミプール県で12万タカ(14万6844円)、5位がシレット県で9.7万タカ(11万8699円)、6位がナラヨンゴンジ県で9.5万タカ(11万6252円)だった。
特筆すべきは、モンガ*が発生しやすいロングプール管区のガイバンダ県、クリグラム県、ラルモニルハット県の1人当たりの預金額(1.1万タカ：1万2237円)が、2番目に低いカグラチョリ県の7千タカ(8566円)を上回ったことだ。
*洪水による氾濫やサイクロンの襲来など、季節的に食料が得られない飢餓状況
Bangladesh News/The Daily Star Mar 29 2023
https://www.thedailystar.net/business/news/who-have-highestlowest-bank-deposits-bangladesh-3282991
翻訳編集：吉本