【The Daily Star】バングラデシュ銀行(BB)が市場の需要と供給に合わせて為替レートを徐々に調整することを目的に、各銀行に1ドル103タカ(128円)で売却し始めたことで、バングラデシュタカは米ドルに対してさらに下落した。

タカの下落は、一カ月前にBBが1ドル102タカ(126.9円)で各銀行に売却して以来となる。

BBは1年以上続く外国為替危機の中、各銀行が外貨要件、特に輸入支払いに対応できるようドルを売却している。

匿名のBB幹部は4日、各銀行に7千万ドル(91億9880万円)を売却したと述べた。

「為替レートを徐々に調整しています」

1年前は1ドル86タカ(107円)だった銀行間市場は、3日、1ドル107.4タカ(133.6円) で取引された。

輸出や送金による収入よりも高い輸入支払いのため、バングラデシュタカはここ1年、ドルに対して圧力を受けている。その結果、外貨準備高は減少した。

3月30日時点の外貨準備高は前年比30％減、310.6億ドル(4兆816億円)だった。

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タカさらに下落