パドマ橋鉄道路線は9月開通

パドマ橋鉄道路線は9月開通

【The Daily Star】パドマ橋を経由してダッカからボンゴを結ぶ鉄道路線は8月までに運行準備が整い、9月にはシェイク・ハシナ首相を迎えて開通式を行う予定だ。

ヌルル・イスラム・スジャン鉄道相が4日、新しく敷設されたボンゴーマワ間の試験運転列車に乗車後、明らかにした。

「ボンゴからパドマ橋を渡ってマワ駅に到着しました。今日はバングラデシュにとって歴史的な日です」
スジャン氏は記者団に述べた。

また、プロジェクト関係者からダッカーボンゴ間の作業進捗状況の報告を説明を受けたとし、このセクションの作業は8月までに完了するとした。

その後、ハシナ首相と日程を調整し、9月の都合のよい時期に開通式を行うとした。

パドマ鉄道リンクプロジェクトは、バングラデシュ鉄道(BR) が3924.7億タカ(4893億円)の費用をかけ、ダッカからパドマ橋を経由してジョソールまで169キロメートルを繋ぐ。

BRが2016年5月にプロジェクトに着手したときの費用は3470.274億タカ(4327億円)で、完成は2022年6月の予定だった。

その後、プロジェクト全体の修正がなされ、完成は2024年6月となったが、BRは第1段階としてダッカからボンゴまでの82キロメートル区間を開通させたいと考えている。ボンゴはすでに国の鉄道網の一部だ。

この最優先プロジェクトの全体の物理的進捗状況は74%で、ダッカーマワ間は72.5%、マワーボンゴ間は91%、ボンゴージョソール間の進捗は68%となっている。

20駅を持つ全路線が開通すると、ダッカージョソール間は200キロメートル短くなり、移動時間は10時間から5時間に半減する。

2階建て(上が車道、下が鉄道)のパドマ橋は昨年6月に一般公開され、ダッカから南西地方への道路での移動時間が大幅に短縮された。

[試験運転]

BRは、パドマ橋の線路敷設作業が完了した先週から、新区間で運行する特別列車の運行準備を進めてきた。

特別列車として、7両の客車と2両の機関車がボンゴ駅に運び込まれた。駅には地域リーダーや与党の活動家を中心に多くの人が集まった。

鉄道省と内閣府はダッカから100人以上のジャーナリストを招き、試運転を取材させた。

鉄道相や国会首席補佐官、マダリプール県、シャリアットプール県、ムンシゴンジ県、ファリドプール県の議員、政治指導者、ジャーナリストらが乗車した列車は、午後1時22分に駅を出発した。

午後2時35分、列車がジャンジラのパドマ駅を通過するとき、プロジェクト関係者がバングラデシュと(プロジェクトに融資した)中国の小旗を振って乗客に挨拶した。

午後2時48分、列車は低速で橋の1階部分に入り、6.15キロメートルの橋を16分かけて渡った。

列車は午後3時18分にマワ駅に到着した。

BR職員によると、試験列車の最高速度は時速25キロメートルだった。

Bangladesh News/The Daily Star Apr 5 2023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/transport/news/dhaka-bhanga-padma-bridge-rail-line-open-september-3288881
翻訳編集:吉本

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