賃金委員会24日開催

賃金委員会24日開催

【Financial Express】衣料品(RMG)産業賃金委員会は最低賃金見直しのため、5月24日に会合を開催する。

RMG労働者の賃金は2018年に見直され、初心者レベルの労働者の最低賃金は月8千タカ(9993円)に設定された。

賃金委員会メンバーはさまざまな側面について議論し、最終的に勧告文書を作成する。 労働省の担当者は最終提案の提出には時間がかかるだろうと述べた。

政府は労働者の賃金引き上げに向けた勧告を行うため、経営者と労働者双方の代表を賃金委員に任命すると発表、4月9日に最低賃金委員会を設立した。

バングラデシュ衣料品製造輸出業協会(BGMEA)元会長のMd・シディクル・ラーマン氏と、バングラデシュ全国衣料品労働者連盟のシラジュル・イスラム・ロニー会長が経営者と労働者の代表として選ばれた。

賃金委員会には他に4人の常任委員がおり、委員長は上級地方判事が務める。

初心者レベルの衣料品労働者は現在、基本給4100タカ(5121円)、住宅手当2050タカ(2561円)、医療手当600タカ(749円)、通勤手当350タカ(437円)、食品手当900タカ(1124円)、合計8千タカを受取っている。

労働組合の指導者らは、最低賃金として基本給を65%とする2万3千タカ(2万8730円)を要求した。

ここ数カ月間、各産業の労働組合は高インフレを考慮して、初心者レベルの労働者を対象に最低月給を2万~2万5千タカ(2万4983~3万1228円)の範囲で引き上げるよう要求している。

政府は2006年以来、RMG労働者の最低賃金を4回発表したが、手当増額の名目で基本給は毎回減額されていると、社会主義労働者戦線のラゼクッザマン・ラタン委員長は主張する。そのうえで、残業代や年次増額は基本給に基づいて計算されるため、収入はあまり増えていないと述べた。

RMG産業は昨年度426億1千万ドル(5兆7667億円)を売り上げた国内最大の外貨獲得産業である。公式データによると、これはバングラデシュの輸出収入総額520億8000万ドル(7兆483億円)の約82%に相当する。

Bangladesh News/Financial Express May 10 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/rmg-wage-board-to-sit-on-may-24
翻訳編集:吉本

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