昨年より道路状態悪化

昨年より道路状態悪化

【The Daily Star】「不良、悪い、非常に悪い」状態にあった道路は過去1年でさらに悪化、道路ハイウェイ局(RHD)にとって大きな打撃となった。

特派員が閲覧した文書によると、2018年以降、「不良、悪い、非常に悪い」状態にある道路の長さと割合の両方が前年比で増加したのは初めてだった。

6日発表されたRHD調査によると、調査対象道路の10.48%に当たる2152キロメートルが、依然として「不良、悪い、非常に悪い」状態にあった。

維持・修復ニーズ報告書では、次期2023-24会計年度(FY24)には道路、橋、暗渠の修繕に約947.9億タカ(1224.4億円)が必要とされた。

だが、維持費用として受け取るのは380億タカ(490.8億円)だけだとRHD関係者はいう。

専門家や技術者らは、道路がボロボロになっている主な原因は、過積載や維持費用の予算配分の欠如、粗悪な建設資材だと指摘する。

昨年のニーズ報告書では、現2022-23会計年度(FY23)に維持費用として629.5億タカ(813.1億円)の割当が推奨されたが、実際は305億タカ(394億円)だったと、RHDのエンジニアは述べた。

エンジニアは「道路状況悪化の主な原因はメンテナンス費用の不足です」と本紙に語った。

「報告書を見ていません。見てからコメントする必要があるでしょう」
連絡をとったRHDチーフエンジニアのMdイシャク氏は述べた。

今年のニーズ報告書によると、RHDは全国2万2476キロメートルの国や地方ハイウェイ、県道を管轄する。

RHDのハイウェイ開発維持部門は、道路網の総維持費を予測するための調査を毎年実施、一方で全道路を補修するには十分な予算が確保できないため、維持管理が必要な道路を優先的に調査することもある。

最新調査は2022年11月から2023年3月に実施された。

報告書によると、今年は2万523キロメートルの道路を調査したが、修復・再建中のものはそこに含まれない。

調査では、1263キロメートル(6.16%) が不良状態で、511.59キロメートル (2.49%) が悪い状態、377.15キロメートル (1.84%) が非常に悪い状態であることが判明した。

残り89.52%は「良好」または「相当」状態だった。

昨年は、調査道路2万272キロメートルの10.48%に当たる2078キロメートルが「不良、悪い、非常に悪い」状態だった。

RHDのエンジニアによると、路面の粗さに基づいて道路を5カテゴリーに分類するという。

「悪い」道路は放置されたままだと1年後に「非常に悪い」に変わるため、「非常に悪い」と分類された道路は直ちに対処する必要がある。

エンジニアは「不良道路」を走行すると目的地に到着するまでに時間がかかり、乗り心地も快適ではないと補足した。。

今年の報告書では、過積載の管理、日常保守と定期保守の両方に対する予算配分の増加など、8つの勧告を行った。

Bangladesh News/The Daily Star Jun 7 2023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/transport/news/br-launch-mango-special-train-june-8-3338821
翻訳編集:吉本

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