
【The Daily Star】8日はダッカを含む全国各地で小雨が降って気温が下がったため、電力需要が減って停電は少なく、市民は一息つくことができた。
だが、発電量に変化はなかった。8日午後9時現在、1万5200メガワット(MW)の需要に対し、1時間あたりの平均負荷制限量*は1500MWだった。 ここ数週間の平均負荷制限量は2500MWから3千MWで推移していた。1
1時間あたりの最高発電量は1万4655MWで、ダッカではピークの正午を過ぎても負荷制限はなかった。
一方、少なくとも51発電所が燃料不足に直面している。
インドのアダニ発電所からの電力供給は、チャパイナワブゴンジにある送電線の一部のトリップにより少なくとも13時間中断、7日午後から8日早朝にかけてさらに停電を引き起こした。
だが、アダニ発電所2号機が試験的に生産を始めたため、今週は同発電所の生産量は増加する可能性がある。
7日に38.7℃まで上昇したダッカの気温は、8日は30.7℃から37.5℃の間を推移した。気象庁によると、全国ではラジシャヒが最も高く41.5℃まで上昇した。
ダッカ市ラムナ地区に住むシャーミン・アクターさんは、「雨が降り始めたので、やっと安心しました」 と本紙のインタビューに答えた。
*電力の需要が供給を上回り、過負荷になって全体が停電するのを防ぐため、一時的に決められた場所や装置への給電を停止するもの。通常大きな工場や商業施設内で行われるが、一般家庭への給電停止が行われる場合もある。
Bangladesh News/The Daily Star Jun 9 2023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/news/load-shedding-situation-improves-mercury-falls-3341286
翻訳編集:吉本