パドマ橋開通1年で収入70億

パドマ橋開通1年で収入70億

【Prothom Alo】25日はパドマ橋の開通から1年。橋梁局によると、23日時点で560万台の車両から79.5億タカ(106億円)の通行料を徴収するなど、目覚ましい成果を記録した。

パドマ橋は開通以来、人とモノ双方の移動時間を大幅に短縮させた。ダッカのサイエドバッドからボリシャルまでの移動時間は3~4時間、クルナまでは4時間となった。

この画期的なインフラ建設には15年かかり、プロジェクト費用は段階的に倍増。世界銀行(WB)から融資を受ける際の複雑な問題を経て、最終的に国内資金で具体化した。

建設プロジェクトの主要請負業者は中国の2社で、韓国企業1社がコンサルタントとして働いた。 材料の約90%は海外から調達したため、財務省が投資した資金の大部分は、外国請負業者やコンサルタントへの請求書の支払いに費やされた。

現在、橋梁局は財務省に資金を返済中で、今年4月5日に1回目と2回目分として総額31.6億タカ(42.1億円)が支払われた。

その後、6月19日に3回目と4回目分としてさらに31.6億タカを返済、返済総額は63.2億タカ(84.2億円)となった。

2007年にこのプロジェクトに着手した際、橋梁局は総コストを1016.2億タカ(1354.3億円)と見積もっていた。 だが、最終的に 3260.5億タカ(4345.4億円)に達した。 橋梁局は融資契約に従い、財務省に1%の利息とともに35年以内に返済することになっている。

橋梁局の関係者は、初年度に生じた収益は今後数年でさらに増加すると予想している。橋には事業費を投じて線路やガス、電気、各種引込線が設置されるからだ。

■調査と現実
パドマ橋の車両数と料金に関する調査予測は、当初2014年の開通を想定して行われた。コンサルタントらは2022年までに1日あたり2万3954台、2029年には3万4725台、2050年には6万6829台に車両が増加すると予測した。

実際は、当初1日の平均通行車両数は1万5500台だったが、6月23日には2万5108台に増加した。

開通後すぐ、バイクによる悲劇的な事故が発生したため、当局はバイクの通行を一時停止した。 だが、イード・アル・フィトルを前に命令が解除されたため、橋を渡る車両数は増加した。

■経費
財務省との合意によれば、政府は徴収された通行料金総額の15%を付加価値税(VAT)として受け取る。料金徴収のために雇用された請負業者韓国エクスプレスウェイには、最初の5年間で69.3億タカ(92.4億円)が支払われる。

さらに、橋の維持費や修繕費もかかる。 橋梁局はそれらの支払い後に残ったお金を財務省の返済に充てる。

これらの諸経費を除いた剰余金が利益となる。 ただし、政府は利益の25%を再び税金として受け取る。

Bangladesh News/Prothom Alo Jun 25 2023
https://en.prothomalo.com/bangladesh/3f15hjdyvb
翻訳編集:吉本

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