【The Daily Star】ダッカには屋台の食べ物からエキゾチックな食事まで、幅広い味覚体験ができます。しかし、疑問が1つあります。ベジタリアンレストランは十分にありますか？ 答えは明らかにいいえ! です。
なぜ、そうなのでしょう。
まず、元々ベジタリアン人口がそれほど多くないため、このニッチな人だけを対象とするベジタリアンレストランはそれほどありません。 不公平に聞こえるかもしれませんが、ビジネスの観点から見ると、それは実現不可能だということがわかります。
「レストランビジネスに携わっているので、私自身この疑問について考えてきました。起業家視点からすると、ベジタリアン料理だけを提供するレストランを経営することは持続可能ではありません。私のレストランではさまざまなベジタリアン料理を提供していますが、それらは肉ベースの料理と並んで存在するのです」
シグネチャー・バイ・カザナのアヴィシェク・シンハCEOは述べた。
レストラン業界は激しい競争があり、都市部の人のほとんどが非ベジタリアンであることを考えると、純粋なベジタリアンレストランが市場で生き残ることは難しいでしょう。ベジタリアンメニューは添え物とみなされるため、ほとんどのレストランではサイドメニューとなっているのです。
興味深いことに、ここにはビジネスの側面だけでなく、文化的側面も関係しています。
私たちは国民として肉愛好家であり、肉を何らかのステータスシンボルと考えています。
振り返ってみると、私たちの肉への愛は何世紀も前に遡ります。 ムガール帝国の血統に由来するか、アラブの影響なのか、いずれにしても肉は私たちを幸せにしてくれます。
「ベジタリアンであるという考えは、私たちには遠いところにあります。私たちは無意識のうちに肉を探し、それを好みます。思い返してみると、スープやカレーでさえ、肉や魚の量に基づいて食事の満足度を決定します」
グルメ、レストラン経営者、料理人のためのFacebookグループ「The Food Talk」創設者のタスキン・ラーマン氏は述べた。
ベジタリアンレストランはまだニッチな分野。しかし、それを求める人が増えれば、将来的にはダッカにたくさんできるかもしれません。
Bangladesh News/The Daily Star Aug 23 2023
https://www.thedailystar.net/my-dhaka/news/why-does-dhaka-lack-vegetarian-restaurants-3400721
翻訳編集：吉本