感染者の46%は21~40歳

感染者の46%は21~40歳

【The Daily Star】保健サービス総局(DGHS)のデータによると、今年に入ってデング熱で死亡した人は493人だが、21歳~40歳がそのうち約35%を占めることが明らかになった。

一方、感染して入院した患者は10万4359人で、21~40歳がそのうち約46%を占めた。

「なぜこの年齢層の死亡者数が最も多いのか、よくわかりません。しかし、この年齢層の人は比較的健康であるため、病院への受診が遅れることが理由の一つであるように思います」
シャヒード・スフラワルディ医科大学病院のナズムル・アサン医学准教授は述べた。

また、デング熱に感染した場合、早期に医師に相談して適切な投薬を受けることが不可欠であるとし、患者は水分補給のためにココナッツウォーターや生理食塩水、自家製フルーツジュースを飲むべきだと述べた。 さらに、回復を早めるため、ビタミンやミネラルを摂取するようアドバイスした。

オーストラリアのQIMRバーグホーファー医学研究所でバングラデシュの蚊を研究するハサン・モハマド・アル・アミン氏は、死者が増加した主な理由は、患者の多くが二度目の感染者であることが原因だという。

アミン氏は2014年に行った調査を引用し、調査地域の住民の85%が以前デング熱に罹患していたと述べた。

「しかし、大多数の人は過去の感染に気づいていません。これは適切な監視が行われていないことを意味します。人々は情報を与えられずに放置され、死亡リスクが高まっています」

ジャハンギルナゴール大学の昆虫学者カビルル・バシャール教授は、21~40歳の年齢層は屋外に出ることが多いため、感染リスクが高いとした。

そのうえで、長袖のシャツや靴下、靴を着用し、就寝中は蚊帳を使う必要があると述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Aug 23 2023
https://www.thedailystar.net/health/disease/news/dengue-outbreak-21-40-age-group-hit-the-hardest-3400556
翻訳編集:吉本

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