43分野はインセンティブ継続

43分野はインセンティブ継続

【The Daily Star】バングラデシュ銀行(BB)は24日、現2023-24会計年度(FY24)において、43の製品または分野が政府の景気刺激策または輸出収入に対する現金奨励金(キャッシュ・インセンティブ)の対象となると発表した。

昨会計年度も同じ製品または分野が、1~20%のキャッシュ・インセンティブを受けていた。

インセンティブは主に輸出業者を奨励し、国際市場での競争力を高めるため、特定分野の輸出業者に支払われる。

だが、バングラデシュが2026年11月に後発開発途上国(LDC)から卒業し、開発途上国に地位を上げると、輸出収入に対する直接的なキャッシュ・インセンティブを継続することは不可能となる。

バングラデシュも加盟する世界貿易機関(WTO)による、LDCを除く開発途上国と先進国に対する規制があるからだ。

そのため政府は、LDC卒業後に国内輸出業者を奨励するため、キャッシュ・インセンティブに代わる戦略を考えている。

欧州連合(EU)では、猶予期間として卒業国に対するLDC給付金を3年間認めるため、輸出に対するキャッシュ・インセンティブの支払いは2029年まで継続することができる。

Bangladesh News/The Daily Star Aug 25 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/exports-43-sectors-remain-eligible-3402471
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #キャッシュ・インセンティブ #LDC #開発途上国 #先進国 #WTO

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