[Financial Express]上海/北京(ロイター) - 中国の大手国有銀行は金曜日、人民元の上昇を抑えるため、国内外国為替市場でドルを購入していたと、事情に詳しい関係者4人が明らかにした。
銀行の措置は、人民元が1ドル=7.0895元と8カ月ぶりの高値に上昇し、チャートの抵抗線である7.1元を突破し、年初来の下げ幅を帳消しにしたタイミングで行われた。関係者は、市場問題について公に話す権限がないため、匿名を希望した。
中国の国営銀行は通常、同国の外国為替市場で中央銀行に代わって取引を行うが、自らの利益のために取引を行うこともできる。
ロイター通信は先週、中国当局が人民元が急騰しないように水面下で動いていると報じた。急騰すれば脆弱な国内金融市場が混乱し、輸出業者に打撃を与える可能性がある。
市場はまた、人民元が急上昇することで輸出業者が推定5000億ドルの累計収入を人民元に替え始めるかどうかにも強い関心を寄せている。
Bangladesh News/Financial Express 20240831
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/china-state-banks-buying-dollars-amid-rapid-yuan-gains-1725036225/?date=31-08-2024
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