[Financial Express]ロンドン、9月4日(ロイター): ロンドン市場のカカオ先物は、西アフリカで例年を上回る降雨量が予想されている中、水曜、1トン当たり5000ポンドを下回り、6カ月半ぶりの安値に下落した。一方、ロブスタコーヒーは上昇した。
12月ロンドン産ココアは1206GMT時点で3.4%下落し1トン当たり4,998ポンド。これに先立ち、2月中旬以来の安値4,975ポンドを記録した。
リフィニティブの気象モデルによると、先月は大半が乾燥した天候が続いたが、今後2週間は主要なカカオ生産地域である西アフリカで例年を上回る降雨量が見込まれる。
ディーラーらは、価格が心理的節目の5,000トンを下回ったと指摘し、市場には流動性がなくファンドからの買い意欲も欠けていると付け加えた。また、来シーズンの収穫見通しが改善したことで強気派は考えを改めざるを得なくなった。
12月のニューヨーク産ココアは4.2%下落して1トン当たり6,968トンとなり、8月中旬の6,963トン以来の安値を記録した。
コーヒー
11月のロブスタコーヒーは2.1%上昇し、1トン当たり4,808ドルとなった。
価格は、少なくとも16年間で最高値だった先週の5,180ドルからまだかなり遠い。
しかし、今年初めに主要生産地ベトナムで発生した猛暑により今後の収穫量が減少する可能性があるとの長年の懸念により、ロブスタの価格は全体的に下支えされている。
12月のアラビカコーヒーは0.4%上昇し、1ポンド当たり2.4380ドルとなった。
Bangladesh News/Financial Express 20240905
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/cocoa-slides-below-5000-pounds-a-tonne-1725466218/?date=05-09-2024
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