キャセイパシフィック航空のA350機は修理後、土曜日までにフル運航を再開予定

キャセイパシフィック航空のA350機は修理後、土曜日までにフル運航を再開予定
[Financial Express]キャセイパシフィック航空は、エンジン燃料ラインの修理後、土曜日までにすべてのエアバスA350の運航を再開すると発表したが、他の航空会社はエンジンの検査が必要かどうかについて製造元のロールスロイスからの指示を待っているとロイター通信が報じている。

キャセイパシフィック航空が今週、A350-1000旅客機のエンジン部品が飛行中に故障し、燃料を投棄して香港に引き返す事態となった後、燃料ラインの修理が必要な15機の航空機を発見したことを受けて、アジアのA350運航会社数社は、独自の予防検査を実施することを選択した。

他の航空会社は状況を注意深く監視しており、ロールス・ロイス社と連絡を取っていると述べている。

キャセイ航空は最新の発表によると、保有するA350ワイドボディ機48機の点検と修理のため、今週は主にアジア地域路線の往復45便を欠航した。

キャセイパシフィック航空は、A350型機6機が修理され、運航許可を得たと発表した。残りの9機も土曜日までに修理され、運航を再開する予定だ。

キャセイ航空の最高業務・サービス提供責任者アレックス・マクゴーワン氏は「このエンジン部品の故障は、世界中のどのA350型機でもこの種の事故としては初めてであり、キャセイ航空にとって重大な事態だった」と述べた。

同社は、異なるロールスロイス製エンジンを搭載したA350-900とA350-1000機を運航しているが、どのモデルが修理対象となっているかは明らかにしなかった。

事情に詳しい人物によると、燃料システムの漏れが原因でエンジン火災が短時間発生した模様で、月曜日にチューリッヒ行きのA350-1000型機の乗務員がすぐに消火し、同機は離陸後1時間余りで香港に戻ったという。


Bangladesh News/Financial Express 20240905
https://today.thefinancialexpress.com.bd/trade-commodities/cathay-pacific-a350-fleet-to-resume-full-service-by-saturday-after-repairs-1725466205/?date=05-09-2024