[Financial Express]ロイター通信によると、イスラエルが米国とフランスの仲介によりレバノンのヒズボラ組織との停戦協定に合意したことを受け、湾岸諸国の主要株式市場は木曜早朝の取引で上昇した。
この合意は紛争が続く地域では珍しい外交的偉業であり、イスラエルとイランが支援する過激派グループとのここ数年で最も死傷者の多い対立に終止符を打った。しかし、イスラエルは依然としてガザ地区でパレスチナ過激派グループハマスと戦っている。
サウジアラビアの指標株価指数は0.3%上昇し、アルラジヒ銀行は0.6%上昇、同国最大の金融機関であるサウジ国立銀行は0.7%上昇した。
ドバイの主要株価指数は0.3%上昇し、ドバイ電力水道局は2.4%上昇した。
一方、中東最大級の食品注文サービス企業であるタラバットは、親会社デリバリー・ヒーローDHER.DEが水曜日に増額を発表したことを受け、今年アラブ首長国連邦(UAE)で最大の新規株式公開(IPO)となる予定だ。
ドバイ金融市場(DFM)でのIPOは、1株当たり1.5~1.6ディルハムの目安価格帯の上限で価格設定されれば、最大20億ドルの調達が可能となる。
アブダビでは指数は0.4%上昇した。
一方、イスラエルとヒズボラの停戦合意を受けて中東の供給途絶に対する懸念が和らぎ、投資家らが石油生産政策を議論する来週の石油輸出国機構(OPEC)総会に注目する中、原油価格は安定している。
世界の原油の約半分を生産する石油輸出国機構(OPEC)は12月5日に会合を開く。石油生産国グループの2人の情報筋は火曜日、加盟国が1月に開始予定の原油増産計画のさらなる延期を協議しているとロイター通信に語った。
カタールの指標株価は、通信会社オーレドゥーの1.5%上昇に支えられ、0.1%上昇した。
Bangladesh News/Financial Express 20241129
https://today.thefinancialexpress.com.bd/stock-corporate/major-gulf-markets-gain-on-hezbollah-israel-ceasefire-1732816207/?date=29-11-2024
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