[The Daily Star]バングラデシュの外貨準備高は昨日、アジア決済同盟(ACU)を通じて17億5000万ドルの地域輸入代金を支払ったため、213億9000万ドルから197億ドルに減少した。
テヘランに拠点を置く組織であるACUは、インド、バングラデシュ、ブータン、イラン、モルディブ、ミャンマー、ネパール、パキスタン、スリランカの9つの加盟国間の決済を促進している。
ACUメカニズムに基づき、バングラデシュは2か月ごとに輸入代金を清算しており、支払いのたびに準備金が一時的に減少することになる。
国際通貨基金(IMF)のBPM6マニュアルに従って計算すると、3月6日時点で同国の外貨準備高は213億9000万ドルとなっている。
ここ数カ月の送金流入の増加傾向により、中央銀行は、特に8月5日に大規模な暴動に直面してアワミ連盟主導の政権が崩壊して以来、外貨準備高の急激な減少を緩和することができた。
先月、バングラデシュへの送金流入額は前年比25%増の25億2000万ドルとなった。これは、バングラデシュの出稼ぎ労働者がラマダン関連の買い物やイードの買い物のために母国の家族に予想以上の金額を送金したためである。
Bangladesh News/The Daily Star 20250310
https://www.thedailystar.net/business/news/reserves-drop-197b-after-acu-payment-3843676
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