エビの価格下落が輸出業者を悩ます

グローバル市場のエビの価格が、他国でPvennamei種が増加したおかげで、この一ヵ月半で15~30%下落した。

この価格下落は地元のエビ輸出業者の心配させている。

「31~40カウントのエビ価格は、1ヶ月半前は1ポンド(約454グラム)あたり7.0USドルだったが、今は5.0USドルまで下がった」と、Lockpurグループ産業の副専務理事カーンHabiburラーマンは、日曜日にFE(フィナンシャルエクスプレス)に語った。

「一方16~20カウントエビの価格は、以前は1ポンドあたり9.5USドルだったのが、8.0USドルに下がった」

エビの価格は昨年の高止まりのあと、ベトナム、タイ、インド、インドネシアでvennamei種が獲れ始めたことで1ポンドあたり1・5~2.0USドル下落した。

昨年は中国、タイ、ベトナムのエビ養殖場で「早期死亡症候群」(EMS)と呼ばれる細菌感染症の影響を受け、エビの価格が高かった。この病気は人間には影響しないが、赤ちゃんエビを殺してしまう。

バングラデシュ冷凍食品輸出業者協会(BFFEA)上級副社長アメカジBellayetホセインは、エビの価格は先月から下がり始めたと言う。

ホセイン氏は「輸出業者はエビ1ポンド3.79USドル当たり10パーセントの奨励金を受けている。しかし我々はエビ1ポンド当たり8~12USドルで輸出する」と言う。

「もし政府が1ポンド3.79USドルから5.5USドルへ奨励金を上げるのであれば、エビの国際価格下落傾向の取り組むに役立つ」と、彼は付け加えた。 

「今年度は世界的に市場価格が高かったので、冷凍食品輸出の数字にはとても満足している。だが世界市場は下落傾向を見せているし、それが続けば来年度の冷凍食品の輸出にマイナス影響が出る」とホセイン氏は語った。

バングラデシュの輸出冷凍食品は、今連結会計年度(2013~14年度)の7月~4月の間、5億3498万ドルだった。これは去年同期間の4億3386万ドルより増加している。輸出振興局(EPB)調べ。

政府は当連結会計年度中に、冷凍食品輸出で5億7877万ドルを獲得するという目標を設定している。