バングラデシュ、2050年に世界23位の経済大国へ

バングラデシュは2050年に、購買力平価(PPP)の面で世界23位の経済大国になっているだろう。
※購買力平価:各国通貨の購買力の比率を表す為替レート。通貨の購買力は物価水準に反比例する。

英国ベースのプライスウォーターハウスクーパース(PwC)が、世界経済に関する最新のレポートに反映させた。

現在、バングラデシュの国内総生産(GDP)は、PPPの面では世界38位である。
 
PwCは、バングラデシュ経済は与えられた時間内に、オーストラリアとマレーシアのそれを上回ると予測している。
 
PwCによると、バングラデシュのGDPの大きさは、、2014年、購買力平価ベースで5360億ドルだった。それが2030年には1兆2910億ドル、2050年には3兆3670億ドルになると予想している。

PwCの「2050年の世界」レポートは、現在、バングラデシュを含む合計32ヶ国をカバーしている。PwCの2013年レポートの24経済体は世界GDPの80パーセントを占めたが、これら32ヶ国は世界GDPのおおよそ84パーセントを占める。

PwCは、これからの35年間でこれら32ヶ国の成長の背後にある4つの重要な要因を特定した。それらは:成長する労働年齢者労働力、人的資源の増加、物理的資本と生産性の成長である。

PPPの面ですでに世界最大の経済国となった中国は、2035~年2050年までトップの座を維持し続けるだろう。
 
インドは35年後米国と入れ替わり、世界第二位の経済大国になるだろう。インドネシアが第四位となり、ブラジルが第五位になると予測している。