高付加価値農業を目指せ(後)

高付加価値農業を目指せ(後)
研究によると穀物分野では米の生産が支配的であり、農業生産性向上の妨げになっているという。

インフラに加え、米以外の穀物や畜産、漁業の研究への投資を行い、高付加価値農業への移行を支えていくべきだ。報告では道路網の整備や、耕作適性地の減少に伴って地方で少しずつ増えている"非農家経済"の健全な発展を推進する政策を政府が採るよう提案している。

「地方における非農家活動の成長が時代に伴っていないのは今後の心配事です」

地方での非農家活動の多くは食料品加工や取引、調達などのように農業と繋がったものだ。しかしこれらの非農家活動には高度化や発展が見られない。

バングラデシュには市場施設の改良、道路網整備の投資強化、より近代的で効率のよい食料供給を実現するため、地方の物流や財政へのアクセス改善が必要であるとガウタム氏。

「これらの改善は収入や生産性の向上に繋がります。また高級品や高付加価値を内包した、より先進的な食料システムの実現は、特に重要となります」
報告書は資金提供者や下部組織の不足が、地方の非農家企業を縛り付ける制約としていまだに残っているとする。

また次のようにも書かれている。
「だが少数の有力な商人たちによるカルテルを始めとした、非競争的振る舞いが大きく減衰してきているのは好ましいことだ」

農業はこの先も地方経済において中心的役割を担い続けるはずだが、非農家活動が発展する大きな見込みも存在している。そのため地方におけるスムーズな連結・輸送システムも必要である。またさらなる発展戦略の立案のため、政府は地方における農家・非農家活動に関するデータベースの改良を行っていく必要があるとホサイン氏。

計画委員会のシャムスル アラム(Shamsul Alam)氏によると、地方経済は資金提供者と繋がりを持つため、下部組織の協力を必要としているという。

農業部門は技術面や政策面での支援を活用して近代化しなければならない。アラム氏は付け加えた。

The Daily Star, May 18 2016
http://www.thedailystar.net/business/move-high-value-agriculture-wb-1225720