ジアウルラーマン35周忌

ジアウルラーマン35周忌
バングラデシュ民族主義党(BNP)の創始者、ジアウル ラーマン元大統領の35周忌が本日行われる。

1981年5月30日、ジアウル氏はチッタゴンの官邸で軍部クーデターにより暗殺された。

1936年1月19日にボグラ県のバグバリで生を受けたジアウル氏は1971年の独立解放戦争で地区司令官を務め、のちに戦中の武勇を讃えられビル ウッタム賞を贈られた。1978年にはBNPを設立した。

BNPと関連組織は35周忌を迎えるにあたり、15日間のプログラムを計画した。プログラムは討論会の開催、黒いバッジの着用、ポスターや号外の印刷、貧困者への食料配布などだ。

BNPのカレダ ジア党首は午前11時30分、党役員や党員と共にチッタゴン市内のシェレバングラ ナガールを訪れ、ジアウル氏の墓前に花輪を供えた。

さらに墓所ではジャティヤータバディ ウレマ ダルによりドア マーフィルが催されると共に、バングラデシュ医師協会(DAB)による献血会が行われた。

DABは同日、BNP中央事務所前において治療や薬を無料で提供する。

カレダ党首は5月30~6月1日まで、ダッカの各所で貧困者に食料を配る予定だ。さらにこの日を記念し、バングラデシュ工学研究所において討論会を開催する。

ジアウル氏は1975年に起こったクーデターの後、同年11月7日に政権についた。ジアウル氏の死後、妻のカレダ氏がBNPを引き継いだ。カレダ氏率いるBNPは野党第一党だが、これまで二度政権を取った。

Prothom Alo May 30 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/106319/Zia%E2%80%99s-35th-death-anniv-being-observed