断食かご馳走か(後)

断食かご馳走か(後)
「どんな場合でも胃に幾分かの余裕を残しておくことが賢明です。私たちは食習慣を変えなければいけません。一度に全部ではなく、規則的な間隔をあけて飲み食いするようにしましょう」

では健康的なラマダンを過ごすには、何をどのように食べればよいのだろう。タズル教授とマスマさんのお勧めはこれだ。

[健康的な食事プラン]
断食中は1日に少なくとも2~3食はとる。イフタールとセヘリ(夜明け前の食事)、あるいはイフタールとディナー(通常の夕食)とセヘリ。

これらの食事は主要食品グループ全てを含むようにする。

断食はエネルギー豊富なナツメヤシで終えるようにする。フルーツジュースも同様に活力を与える。イフタールとセヘリの間には2.5~3リットルの十分な水を補給する。

タズル教授によると、現在バングラデシュで手に入るバナナやマンゴー、ジャックフルーツといった果物はイフタールに食べる食品として最適だという。ドイキラ(つぶした米を凝乳に浸したもの)も断食を終えるには良い料理だ。

人気のあるピアジュやベグニ、チョーラ、ポテトチョップやムリも、揚げるのではなく焼いたものであれば許容できるとマスマさんは言う。

軽めのイフタールの後には、しっかりとしたディナーを取る。しかしイフタールをしっかりと取った場合には、ディナーは果物やサンドイッチのような軽食にする。

セヘリは長時間エネルギーを供給してくれるような健康的で適度な食事にするべきだ。

[避けたい食品]

*沢山の油で揚げた食べ物
*砂糖や脂肪の多い食べ物
*お茶やコーヒー、コーラといったカフェインを含む飲み物

[避けたい調理方法]

*沢山の油で揚げる
*油の極端な使用
同じ油を2度以上使う

[健康的な調理方法]

*浅揚げ
*焼く(特に鶏肉や魚)

Prothom Alo June 28 2016
http://en.prothom-alo.com/bangladesh/news/110041/Fasting-or-feasting