ブリ・テースタ川を救え

ブリ・テースタ川を救え
バングラデシュ北部、クリグラム(Kurigram)県ウリプール(Ulipur)郡の5千人以上の市民が2キロメートルの人間の鎖を作り、ブリ・テースタ川(テースタ川支流)を救うよう関係当局に訴えた。

“ブリ・テースタ川を救え、ウリプールを救え”をテーマに、鉄道・水路・環境開発委員会とウリプール記者クラブが共同で人間の鎖を組織した。

アムジャッド・ホサイン・タルクダー元議員やクリグラムのSM・アブラハム・リンコルン検事、ウリプール郡議会のハイダー・アル・ミア議長、県のジャミウル・イスラム組織幹事、記者クラブのアブ・サイード・サーカー代表が挨拶に立った。

ブリ・テースタ川はウリプール郡テトラヤユニオンアルジュン村のテースタ川から分かれ、県内チルマリ(Chilmari)郡カッコール地区でプラフマプトラ川と合流し、ウリプール市街地に流れ込むおよそ30キロメートルの川だ。

川の水門が崩壊した約20年前、水力発電局がブリ・テースタ川を閉鎖したと、講演者らは話した。その結果、数千ヘクタールの耕作地が乾季に使えなくなった。そして川の両側の土地が削れてしまったという。

市民は奪われた土地の回復と、ブリ・テースタ川に水が流れ込むよう新しい水門を建設することを要求した。

クリグラム水開発局のシャヒクル・イスラム技師部長は、新しい水門は来年度建設する予定だと話した。

バングラデシュ/The Daily Star Mar 14 2017
http://www.thedailystar.net/country/save-buri-teesta-save-ulipur-1375603
翻訳:吉本
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